「SONGS 08『晩夏の鐘』浜田省吾」S2520

「SONGS 08 『晩夏の鐘』浜田省吾(オールタイム・グレイテスト・ソング100選 1/100)」S2520

V1.0:2014.07.17 初稿

V1.1:2020.06.16 SONGSに統合

◆「晩夏の鐘（インストゥルメンタルVer)」

アーティスト名：浜田省吾

作詞：--

作曲：浜田省吾

編曲：江澤宏明

リリース：1986年9月4日

収録：アルバム『J.BOY』(オリジナル版)　DISK1の7曲目。

◆夢野旅人　2014.7.17

日中は暑いものの夕刻時は、時折、涼しげな風が吹く帰り道。

まだ梅雨が明けていないのに、ここ一週間、「晩夏の鐘」を口ずさんでいました。

このメロディーが頭の中に流れると、もう夏が終わってしまった錯覚さえ覚えます。

浜田省吾の全楽曲の中で一曲だけ選ぶ。

迷いなくこの曲を選びました。

ボーカルレスのインストゥルメンタルヴァージョンを選択しましたことなつはいては、いささか如何なものかとは思いますが。

儚い夏の終わりを告げる鐘。

そんな鐘の音色に似た、胸がしめつけられそうになる切ないメロディー。
儚い夏というよりは、儚い人生をイメージしてしまう。

ジュリオ・カッチーニの「アヴェマリア」とは色の違う儚さではあるけれど。

この曲が発表された数年後。

友人に頼まれて、尾崎豊の楽曲を見繕ってアナログカセットテープに録音した。

テープが余ってので、クレジットなしでこの「晩夏の鐘」を忍ばせた。

すると、その友人が興味を示したのがこの曲だった。

そして、その曲が浜田省吾のものと知ると、友人は尾崎豊ではなく、浜田省吾のアルバムを購入した。

多分、自分がインストゥルメンタルで、初めて琴線にふれた曲がこの「晩夏の鐘」でした。

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