「松山千春 『サイクリング』に思うこと~松山千春 全作品解説52~」S2195
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◇更新履歴
V1.0:2014.03.07 初稿
V1.1:2021.12.03 所有レコード画像及び歌詞などを追加
■「サイクリング」編曲者:清須邦義
1979年8月21日発売の7枚目のアナログシングル「夜明け」のカップリング
「MY自転車」 同様、1996年8月21日リリースのアルバム『 アンソロジー』で初CD化
◆2014.3.7 夢野旅人
子供のころ。
日曜の朝は、ラジオを聴きながら布団にいつまでも入っているのがたまらなく好きだった。
「まぶしい草野球」。
1980年12月1日にリリースされた松任谷由実のアルバム『SURF&SNOW』の収録曲。
1980年不二家「ソフトエクレア」CMソングだった。
日曜日朝に聴いていたラジオの音楽番組。
CMから「まぶしい草野球」が流れてくると、ああ今日は、日曜日、学校に行かなくていいと安堵したものでした。
歌の内容も曲の印象もほんわかしていて、日曜にぴったりだった。
日曜日と言えば、「まぶしい草野球」。
「まぶしい草野球」と言えば日曜日。
なんもすることないけれど、穏やかで幸せな日曜日。
自分とっては、そんなイメージの歌なのです。
1996年8月27日。
竹田健二元STVディレクターの命日でもあった月寒ドームでのコンサート。
千春が、竹田さんのことを振り返って、
「厳しい人だったからな、なかなか自分のことを褒めてくれなかった。
あるとき、『サイクリング』をきいて、いい歌だと褒めてくれた。 そのとき思った。 この人大丈夫かと(笑い)<要約>」
その話を聞いたとき自分には、竹田さんが云わんとしたことが少しだけわかる気がした。
友人に、「夢野さん、あの曲やあの歌の評価は低いのに『サイクリング』は評価高いんですね」と言われたことがある。
だって、メロディーはいいもの。
歌詞を「ら」に変えては口ずさんでみてください。
穏やかで心地よい日曜日をイメージできませんか。
~サイクリング 好きなあの娘とサイクリング
晴れた日曜 サイクリング サイクリング Woo Woo~
青空、緑、風、二人の愛、晴れた日曜日。
派手ではないけれど、穏やかな一日がどれほど愛しいか。
その後の、松山千春のメッセージソングとなんら変わらないではないかと。
こんなに、ほんわかできる曲は千春の楽曲の中で他にないと思うわけです。
ちなみに、デビュー当時、ラジオで歌っていたときのタイトルは「ハイキング・ブルース」。
歌詞も、サイクリンクではなくハイキング。
~晴れた日曜 サイクリング サイクリング Woo Woo~の部分は、
~晴れた日曜 ハイキング ハイキングブルース~でした。
僕は迷曲ではなく、ユーミンの「まぶしい草野球」と肩を並べられる日曜日の名曲だと思うけどな。
それこそ、ライブで3曲目に位置したら、インパクトあるのになと。
◆歌詞
見上げた空は青空 心の中はウキウキ
南の風はさわやか
ここまでおいでとさそう
サイクリング
好きなあの娘と サイクリング
晴れた日曜 サイクリング
サイクリング Woo Woo
見わたす山は緑に こだまは響きわたるよ
二人で育てた愛が
まぶしい日ざしの中で
サイクリング
好きなあの娘と サイクリング
晴れた日曜 サイクリング
サイクリング Woo Woo
サイクリング Woo Woo
◆松山千春全作品(解説)に思うこと ~松山千春 全作品解説1~ インデックス1
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