「松山千春 『今時』に思うこと~松山千春 全作品解説45~ V1.1」S2184/R
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◇更新履歴
V1.0:2014.3.04 初稿
V1.1:2015.5.30 文書を修正、加筆。 ミュージシャンの追記。
■ 「今時」 編曲者:夏目一朗 <4:54>
2010年5月12日発売のアルバム『ずうっと一緒』の9曲目。
◆レコーディングミュージシャン
01. ギター(EG):好永立彦
02. ギター(EG):細野よしひこ
03. ドラムス: 三浦晃嗣
04. ウッド・ベース:河合徹三
05. マニピュレーター:米田直之
06. ヴォイス:Rin
07. キーボード:夏目一朗
◆2014.3.4(2015.5.30 文章を修正) 夢野旅人
店の扉を開くと、女性の「いらしゃいませ」から始まる「今時」。
看板娘のいる明るい喫茶店と思った。
喫茶店。
無口な男と、おつむの足りない今時の女との会話。
そんなシチュエーション思い浮かべた。
でも実際は、キャバクラが舞台。
女性の話し声などは、現役のキャストに参加してもらったという。
喫茶店と思った理由。
店の扉を開いて、すぐに女性が出迎えないだろうと。
黒服、男性従業員だろうと。
大概、指名、フリーを選択後、
テーブルに通されてキャストがやってくるからさ。
で、きいて思った。
2001年5月2日、3日に放送したやしきたかじんの「たかじんONE」。
クラブのキャストの話になった。
その会話で、「最近は飲みに行ってもつまらない。 大学生でアルバイトできているとか、プロ意識に欠けていてつまらない」。
~化粧じゃ かくせないバカ~
そんな日頃のフラストレーションを、この歌に吐き出したなと。
たしかに、接客の質は落ちた。
けれど、そんなバカ女に、お金を落とし続けている我々、男も相当のおバカなのだろう。
どんなに不景気でも、風俗だけはなくならない。
港港に女がいた上司の名言。
頭がきれて仕事ができる男、ピンチをチャンスとして愉しめる人だったので、飲み屋のお姉ちゃん達にもてた。
見ていると、女性のプライドを傷つける言動をしない。
どんなおバカなキャストがついたとしても、この歌のような態度はしない。
かたや、自分のモテない相棒ときたら・・・。
酔っ払ってくると、
なんで金払っている客が、喋って楽しませなきゃならないんだ、
手ぐらい握らせろとか、云々。
ま、それで治まるからいいんだけど。
その上司は別として、
ま、いいことがあったとしても、それは棚から牡丹餅程度の確率。
飲み屋の若い姉ちゃんが、平均的な中年男を、好きになるはずなどない。
そうわきまえて、お姉ちゃんに本気なる男などいないだろうと思っていた。
そしたら、最近。
居酒屋で、隣にいた男性客が饒舌に話していた。
40過ぎのさえない男。
相当なキャバクラ好きなのだろう。
都内のキャバクラ事情や彼の武勇伝を話してた。
一人のキャバクラ嬢に入れ込んだ。
で、何した、いくら使ったと。
ま、そこまではいい。
で、あるとき。
いつまで経っても、自分のものにならない彼女を呼び出した。
「お前、いったい俺が、いくら金をつぎ込んだか知っているのか」と責めたという。
そしたら、その日以降、携帯電話を着信拒否にされた。
ふざけんなよ、だから店に行って文句言ってやった。
それでね・・・。
呆れた。
開いた口がさらに開いた。
男は、前述の上司やモテない相棒ばかりではない。
呆れた男もたくさんいる。
キャストは客を選べない。
~男は誰でも 女の機嫌取りじゃない
少し世間を甘く見てちゃ 痛い目にあうよ~
「大変だよな、欲と金が絡み合うサービス業は」と思ったわけです。
ま、千春は、
キャバクラを舞台に、今時の若い女子達に警鐘を鳴らしたかったのでしょうけど。
~化粧じゃ かくせないバカ~
けど、やっぱり、日頃のフラストレーション解消のバイアスがかかっているなと思うのです。
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