「松山千春 『夏』に思うこと~松山千春 全作品解説7~V1.2」S2122

 

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◇更新履歴
V1.0:2014.02.08 初稿
V1.1:2015.10.21 ミュージシャンを追記、文章を是正

V1.2:2015.10.21 画像を追加

V1.3:2021.07.19 記事の追加、歌詞、所有レコード画像等の追加 

V1.5:2023.11.28 オフシャル動画・音源のリンク


■「夏」編曲者:大原茂人

1981年5月21日リリースのアルバム『時代をこえて』のB面3曲目(CD:8曲目/全10曲)

*コカ・コーラ社、炭酸飲料「ファンタ」 1981年度CMソング

 

◆レコーディングミュージシャン:『時代をこえて』全体のクレジット
01. ギター(EG): 松原正樹
02. ギター(AG): 笛吹利明、松本喜代志
03. ベース: 長岡道夫
04. ドラム: 島村英二
05. キーボード: 大原茂人
06. パーカッション:ラリー寿永

07. トランペット:数原晋
08. ホルン:長岡慎、山城雅之
09. フルート:衛藤幸雄、相馬充
10. スティール・ギター:尾崎孝

11. サックス :斉藤清
12. トロンボーン :新井英治

13. オーボエ :坂宏之
14. ハーモニカ :八木のぶお
15. マリンバ :金山功
16. アルトサックス、クラリネット:ジェイクH・コンセプシオン (Jake H.Concepcion)
17. ストリングス:JOE アンサンブル
18. バッキング・ヴォーカル:Vennette Glound、Maxine Willard、Steffanie Sprvill

 

◆プロモーション・アナログシングル



◆所有収録CD・アルバム



◆所有収録アナログ・アルバム

 

◆2021.7.19 夢野旅人
2021年7月18日放送「松山千春ON THE RADIO」。

全国的な梅雨明けを迎え、また北海道や足寄が記録的な暑さと言うことで、放送では、全曲、夏の選曲されました。

 

 

番組ラストで、千春の「夏」がかかりました。

 

重複しますが、「夏」は、現在まで1984年8月11日の名古屋深井丸公園での弾き語りで、一度しかコンサートで歌われていません。

 

※番組でのコメントは後日、掲載

◆2014.2.8 夢野旅人

雪が降る明け方に、ふと口ずさんだ曲は松山千春の「夏」でした。

真冬に「夏」。

昨日、「雪」について書いたからでしょうか。

 

10代、初めて熱病のような麻疹にかかりました。

女性アイドルに夢中になったのです。

アイドルに夢中になるなんて、もてねえ男のすること。

 

俺は、アイドルのレコードなんて買わねえ。

と、もてない男が、もてない男のなりに強がりほざいてた。

(甲斐よしひろやユーミンが名を連ねる松田聖子のアルバムは買っていた。

)それゆえに自分でも驚いた。

 

そのアイドルが原田知世だった。

それも、「時をかける少女」で好きになったわけではなく、デビュー曲の「悲しいほどほんとの話」からである。

 

当時、事務所は角川書店の角川春樹事務所。

1984年夏。 角川文庫35周年記念のイベント(角川海洋セミナー)があった。

350組700名限定の、豪華客船での一泊二日のパーティー。


ゲストには林真理子、赤川次郎、つかこうへい、北方謙三、片岡 義男、和田誠といった作家のほか、森田芳光監督。

そして、当時、飛ぶ鳥を落とす勢いの角川三姉妹(薬師丸ひろ子、渡辺典子、原田知世)も参加。

 

応募資格は、葉書にて35周年を迎えた角川文庫のキャチコピーを添える。優秀者には、賞金のほか、ライターの道も用意されていた。

 

当時、原田知世は歌手としてライブ活動は行っていなかった。

賞金や、プロの道などどうでもいい。

原田知世様にひと目、お会いしたい。

これは、どんな手を使っても招待客に入らなくてはならない。

 

松山千春、中島みゆきの東京公演のチケットは往復はがきによる応募制(松山千春の東京の倍率は、17万分の7,400)。

この頃はひたすらハガキを、書いていたので、慣れている。

 

しかし、このころの角川姉妹は人気絶頂でしたからね。
並大抵のことでは無理。

ただ書いて送るだけではない。

キャッチコピーもいる。

 

ま、でも、逆にコピーも作らないといけないので、その分、楽かもしれない。葉書を山ほど買ってきて、親友のテツの分も含め、ひたすらキャッチコピーを考えた。


50枚、50コピーぐらいまでは自力で考えたが、それ以降でてこない。で、いろんな歌詞のフレーズをパックった、いえオマージュさせていただいた。

 

文末に「角川文庫」とつければ、それなりに聞こえるということで・・・・。

あれや、これやと。

で、まっ先に引用させていただいたのが、

~そこから明日が見えますか 角川文庫~だった。

 

松山千春の「夏」の歌詞、まんまじゃん。 

いやあ、申し訳ないです。

 

で、見事にですね、優秀作品は除き、抽選だったんでしょうけどテツの分も含め当選したわけです。

 

はい、どうでもいいことでしたね。

そのことを思い出す松山千春の「夏」。

 

軽やかなAメロから転調して歌われる

~そこから明日が見えますか 二人の明日が見えますか~

このフレーズがたまらないです。

 

春のツアーだったら、本編の2曲目あたりに充分担える曲なのに、コンサートツアーで、フルバンドで歌われたことがない。

 

唯一、歌われたのが1984年8月11日の名古屋深井丸公園での弾き語り。

一度、フルバンドで聴きたいなと。


去年、岩手のカラオケ店で時間つぶしで千春の歌を続けざま歌っていた。歌っていると、千春仲間の本部長・お局様が、


「これ、いい歌、大好き」、

「これ、あんまり好きじゃない」、

「夢ちゃん、これ誰、編曲したの?」

「いいね、駄目だね」と、感想を述べられていた。

述べていた。


で、「夏」を歌いはじめたら、間髪いれずに「これ、どうでもいい」と言った。

 

確かに、この手の唄は、歌詞にさした意味はない。

でも、似た楽曲はなく、いい雰囲気じゃないですか。

勿論、このころの千春の声の響き。

そのウェートが多分にあるんですけどね。 

 

自分にとっては、「どうでもいい歌ではないんだけど」と、思いながらカラオケで歌っていました。

俺は大好きなんだけどな。

千春、春のツアーで、歌ってくれないかな、いつも思っています。

 

◆歌詞&オフシャル動画・オフシャル音源

海青く 白い波がよせ返す 午后の浜辺 

君が居て僕が居て 飛びかうカモメ達よ 

 

そこから明日が 見えますか 

二人の明日が見えますか 

できれば このまま 時を止めて 

二人はいつまでも いだきあうよ 

 

海青く 白い波がよせ返す 午后の浜辺 

君が居て僕が居て 飛びかうカモメ達よ 

 

空高く 雲は流れ 夏の陽を 肌にうけて 

君が居て僕が居て はるかな船の汽笛 

 

そこから二人が 見えますか 

愛する二人が見えますか 

許せるものなら 二人だけ 

見知らぬ世界へ連れて 欲しい 

 

空高く 雲は流れ 夏の陽を 肌にうけて 

君が居て僕が居て はるかな船の汽笛 

 

君が居て僕が居て はるかな船の汽笛

 

松山千春全作品(解説)に思うこと~松山千春 全作品解説2~ インデックス2(1980~1981) 

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