「1986年8月29日(金)松山千春 『10th memorial stage』よみうりランド オープンシアターEAST その1」S2103-1
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◇更新履歴
V1.0:2014.1.29 初稿
V1.1:2024.8.29 修正及び記事の統合(S2103-1とS2103-2)
◼️1986年8月29日(金)松山千春 『10th memorial stage』よみうりランド オープンシアターEAST その1
◆ミュージシャン
01. ギター(AG):丸山政幸
02. ギター(EG):角田順
03. ベース:渡辺茂
04. ドラムス: 見砂和照
05. キーボード(S):有坂秀一
06. キーボード(P):林政宏
07. サックス:後藤輝夫
◆夢野旅人 2014.1.29
札幌、名古屋、そしてこのオープンシアターEASTが10周年夏のイベントのラスト。
印象的だったのは、終演後の親友・テツの一言。
今日のライブで何か
ぐっと心に響いた歌が
一曲でもあったか?
そうなんだよな。
その言葉に集約されていた。
よみうりランド オープンシアターEAST。
日比谷野外音楽堂を3、4倍、でかくした野外会場。
指定席Aブロックは全15列 一列が70~140席で計1,550(当時の座席表で算出)。
指定席Bプロックは全15列 一列が165~196席で計2,656(当時の座席表で算出)。
指定席Aブロックの前、Sブロックにパイプ椅子が数列。 最大 412席と合わせると指定席は約4,500席。
これに、後方の芝生席(約4,000名)を加えると総入場者数となるのだが、当時はもっと動員していた記憶があります。
今だったら開演前に芝生席の人数を確かめるのだけど、当時はノーチェック。
芝生席にとの位の人が入ったか、記憶にない。
千春を見守る会の優先予約はイベントだったので受け付けなし。
関東公演を取り仕切っていたりぼんの優先予約もなかった。
ゆえに、一般発売でチケットが全て入っていると思ったら、この公演のイベンターはホットスタッフプロモーション。当時、ホットスタッフプロモーションの会員になっていなかったので、断言できないが、そこの優先予約があったのではないかと思う。
ぴあの特別電話予約でチケットをとった。
なかなか繋がらずに座席はBブロックだった。
当時の知り合いに「今日、席どこ。私たち、前よ」としたり顔で言われたことを思い出します。
- 当時の資料を見ていないので定かではないが、午前中はバイトに出てからテツと会場に向かったのかな。
- 開場までの記憶がない。
- もしも全席自由であれば徹夜ないし早朝から並んでいただろうし、そこでの出来事は一生消えない記憶となっていたのでしょう。
- そういった意味からすると、翌年87年から94年まで地方での全席自由の野外ライブと比べると、イベント性に欠けるものがあった。
-
それでも、関東では初めての野外イベント。
期待はあった。
入場時、秋のコンサートツアー『旅路』の東京公演3daysの優先予約受付用紙だか葉書を渡された。 会員システムの無いりぼん。たしか現金書留でその受付用紙を同封して申し込めば、3公演すべて申し込むことができたと思う。開演を待つ。
期待感は、もちろんあるものの8月8日の札幌での 『10th memorial concert』ほどの緊張感はなかった。 自分の中であの日に燃え尽きた感があったのかもしれない。
自席のBブロック、距離的には日比谷野外大音楽堂とさして変らないのに遠く感じた。その距離感は、開演しても変わらないままだった。
オープニングは「愛を奏で」。
2曲目は「浜辺」、そして「優しい風」、「SHINNING-シャイニング-」。
DVDの『旅立ち』で、
この日の「愛を奏で」と「SHINNING-シャイニング-」を観る事ができる。
話は逸れるが、DVDの『旅立ち』。
当時はビデオテープ、レーザーディスクの時代だったけど、あんな内容に、編集にすることはなかった。
あの時代、全曲は無理としても全編ライブフイルムでよかったのにと。
『デビュー35周年記念 松山千春 Summer Live In 十勝』と
『東京厚生年金会館ファイナル ファイナリスト松山千春』のDVD以外、
すべて再編集のノーカット版で出してほしいなと。
「SHINNING-シャイニング-」を歌い終えて弾き語りへ。
一番最初に、どこかで耳にしたような、自分の知らないを歌った。
ペドロ&カプリシャスの「別れの朝」(作詞・作曲・ウッド・ユルゲンス、日本語詞・なかにし礼)でした。
千春も曲名など紹介せずにフルコーラスで歌った。現在みたいに、サビの歌詞をネットで検索すれば瞬時でわかる時代と違って、タイトルが判るまで、かなりの年月を要しました。
前半、8曲。
8月8日の札幌同様、弾き語りの「かざぐるま」で一部が終了。
前半で印象に残っているのは、オープニングの「愛を奏で」。そして、題名のわからなかったカバーの「別れの朝」でした。
「愛を奏で」は、1996年以降の「愛を奏で」ほど、大きく変っていないが、春の日比谷野外音楽堂で聴いたものとは質感が違った。どこか繊細さにかけた印象があった。
「別れの朝」はカバー曲だったけど、良かったです。
その2に続きます。
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