「1991年8月10日(土)浜田省吾 『ONE AND ONLY』 みちのく杜の湖畔公園」S1211

 

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◆更新履歴
V1.0:2013.1.23 初稿
V1.1:2015.8.07 是正
V1.2:2016.4.03 是正

V1.3:2021.8.10 是正

V1.5:2021.8.14 会場周辺画像の追加
 

◼️1991年8月10日(土)浜田省吾 『ONE AND ONLY』 みちのく杜の湖畔公園

会場:みちのく杜の湖畔公園

 

席種:ブロック指定

 

◆2013.1.23 夢野旅人
1991年の浜田省吾。 
浜田省吾ON THE ROAD'91「ONE AND ONLY」
日時:1991年8月10日 土曜日

1976年ソロデビューから丸15周年だった。


1977年デビューの松山千春は数えでアニバーサリーイヤーとしていた。 
なので千春も省吾もともに15周年という感慨がありました。 


1990年のツアー「ON THE ROAD'90」。
7月21日の青森からこの年の3月19日の青森まで全83公演のホールツアー。東京公演は、6年ぶりのNHKホール4日間と東京厚生年金会館、2日間。
1991年3月大宮ソニックシティ。
浜田省吾はステージで、「今回のツアーが楽しくできたので、体育館ツアーもやることにした」と云った。

ツアーが終了後から2か月後に始まったアリーナツアー「ONE AND ONLY」は、5月25日の新潟から7月30日の横浜アリーナ、全26公演の最終日は3年ぶりの野外ステージとなったみちのく杜の湖畔公園。

前年6月リリースの『誰がために鐘は鳴る』のラストにあった「夏の終わりに」。
~車もギター売り払い 手に入れたものみんな失っても構わない 
残された僅かな時間 ひとり静かに暮らそう~

このフレーズに、自分も戸惑いを覚えた。 
ホールツアーで、この曲はアンコールラストで歌われていた。
そしてアリーナツアーのタイトルは、「ONE AND ONLY」。
このツアーを最後に、省吾はステージに立たないのではないか。
そんな憶測が流れた。

それはないだろう。
自分は思った。 
たとえ少ながらずそんな想いが省吾自身にあったとしてもだ。
時間が解決してくれるだろう。
さした危惧はなかった。

ゆえに3年ぶりとなる野外コンサートが、最後のステージとなるとも思わなかったし、張りつめた思いもなかった。

前日、名古屋で松山千春の15周年記念ディナーショーをみた。
当日は、朝一の新幹線で、彼女と名古屋から仙台へ向かった。
駅から会場までは、車で40分。

 

みちのく杜の湖畔公園に到着したのは昼前だったのだろう。

公園内をライブ会場へ向かってゆっくりと二人歩いた。
広々とした風景。
気温のせいもあったのだろうか、やけに清々しく感じた。
あの風景が一番記憶に、身体に残っている。
会場は、雨は降っていなかったと思う。
ただ気温が17℃ほど。
肌寒かったはずなのだが、寒い、凍えるような記憶が全くない。

会場はブロック指定。通常なら3万人ほど集客できるスペースなのだが、ゆとりのある空間を作るために2万5,000人でリミットを設けた。しかし、例の如く、各ブロックで係員が「すべての人が入りません。各々もっと詰めてください」と声を大にしていた。

主催者側の考える客一人に対するスペースと、リアルなスペースとの開きが随分とあるなと感じた。

それは、この8年後、1999年の野外ライブでも同様だった。


ステージ内容は基本、アリーナツアーと大差はなかった。
移動や待ち時間が比較的、スムーズ過ぎたのか、その時期の自分のコンディションがよかったの
す。現状が恵まれすぎていたのか。

あの日、自分が求めていたロックの衝動を、多分に感じることはなかった。ただ、アンコールに一度だけ、今でも鮮明に覚えている瞬間がある。
「青の時間」から「MY OLD 50'S GUITAR」のイントロに入った瞬間は感動した。

あのシーンと、公園内を二人で歩いた風景。


僕にとって20年以上経っても色褪せることのないベストシーンでした。


ライブ、特に野外コンサートは、ステージだけでなく前後の出来事も大切な思い出となる。
このラ
そう思います。

◆スケジール

ON THE ROAD'91「ONE AND ONLY」
01. 05月25日 新潟市産業振興センター
02. 05月26日 新潟市産業振興センター
03. 05月31日 札幌月寒グリーンドーム
04. 06月01日 札幌月寒グリーンドーム
05. 06月08日 代々木オリンピックプール
06. 06月09日 代々木オリンピックプール
07. 06月12日 代々木オリンピックプール
08. 06月13日 代々木オリンピックプール
09. 06月18日 福岡国際センター
10. 06月19日 福岡国際センター
11. 06月22日 広島サンプラザホール
12. 06月23日 広島サンプラザホール
13. 06月30日 大阪城ホール
14. 07月01日 大阪城ホール
15. 07月03日 大阪城ホール
16. 07月04日 大阪城ホール
17. 07月10日 名古屋レインボーホール
18. 07月11日 名古屋レインボーホール
19. 07月13日 名古屋レインボーホール
20. 07月14日 名古屋レインボーホール
21. 07月20日 沖縄コンベンションセンター
22. 07月21日 沖縄コンベンションセンター
23. 07月27日 横浜アリーナ
24. 07月28日 横浜アリーナ
25. 07月30日 横浜アリーナ
26. 08月10日 みちのく杜の湖畔公園

◆セットリスト
1991年08月10日 みちのく杜の湖畔公園 (天候:曇り 肌寒い)
01. 愛の世代の前に
02. MAINSTREET
03. HELLO ROCK'N ROLL CITY
04. 土曜の夜と日曜の朝
05. ラストショー
06. 愛のかけひき
07. EDGE OF THE KNIFE
08. BASEBALL KID'S ROCK(1)
09. SWEET LITTLE DARLIN'
10. J・BOY
11. MONEY
12. AMERICA
13. 丘の上の愛
14. もうひとつの土曜日
15. A NEW STYLE WAR
16. 明日なき世代~八月の歌~BIG BOY BLUES
17. 詩人の鐘(2)
18. 僕と彼女と週末に
--encore-- 
19. 二人の夏
20. 路地裏の少年
21. ON THE ROAD
22. こんな夜はI MISS YOU
23. 青の時間(3)~MY OLD 50'S GUITAR(4)
24. ラスト・ダンス

 

 

◆アルバム『誰がために鐘は鳴る』 R1990年6月21日

 

 

01. MY OLD 50'S GUITAR
02.BASEBALL KID'S ROCK
03.少年の心
04.青の時間
05.サイドシートの影
06.恋は賭け事
07.夜は優し
08.SAME OLD ROCK'N ROLL
09.太陽の下へ
10.詩人の鐘
11.夏の終り

 

 

 

 

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