「松山千春『大空と大地の中で』のヴァージョンの違いとライブの演奏」S953
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◇更新履歴
V1.0：2012.10.14 初稿
V1.1：2017.05.30 フォーマットの修正
V1.2：2021.01.28 是正
V1.3：2022.08.24 是正
■松山千春『大空と大地の中で』のヴァージョンの違いとライブの演奏
松山千春の代表曲のひとつ「大空と大地の中で」の、スタジオ録音音源は3ヴァージョンあります。
A. 1977年に発表されたアルバム『君のために作った歌』に収録されているオリジナル。
B. 1998年にリメイクされたシングル「この世で君が一番好き」のカップリングナンバー。
C. 2006年に発表されたアルバム『再生』に収録されている、当時と同じ譜面でリテイクされたナンバー。
AとBの違いは、イントロ、アウトロなどの編曲が違うと同時に、歌詞のリフレインがカットされて、オリジナルよりも、歌詞は短くなっています。
AとCでは、同じ譜面で、リテイクされているので、譜面的には、同一なはずですが、歌詞がB同様、リフレインがカットされています。
歌詞のカットの部分は、
A は「生きることがつらいとか～生きてやれ」の部分が2回、「こごえた両手に息を～あたためて」の部分が3回ですが、BとCは、それぞれ1回、2回と減っています。
ライブでは、1986年以降のフルコーラス・バンド演奏から歌詞が減り、つまりCヴージョンで歌ったていたこととなります。
Bは、Bがリリースされた1998年春から基本2005年まで。
2000年の夏のイベントでは、イントロはA､歌詞はＢC。アウトロはBというミックスで披露されました。 2006年のCが発表されてからは、現在まで基本Cでバンド演奏されています。
ただし、イントロを省略して歌ったいだしたときなどは、これに該当しません。
またリクエストのときなどは「生きることがつらいとか～生きてやれ」の部分歌詞を、ほとんどといって省略しています。
ですので、近年、Aの歌詞のサイズで歌わけるパターンはないのですが、
1993年にNHKホールで、
グランドピアノと弦で歌われたとき（テレビでも放送された歌謡チャリティーコンサート）は、Aの歌詞のサイズでした。
◆歌詞
・A オリジナル
果てしない 大空と広い大地のその中で
いつの日か 幸せを 自分の腕でつかむよう
歩き出そう 明日の日に ふり返るには まだ若い
ふきすさぶ 北風に とばされぬよう とばぬよう
こごえた両手に 息をふきかけて
しばれた体を あたためて
生きる事が つらいとか 苦しいだとか いう前に
野に育つ花ならば 力の限り生きてやれ
こごえた両手に 息をふきかけて
しばれた体を あたためて
生きる事が つらいとか 苦しいだとか いう前に
野に育つ花ならば 力の限り生きてやれ
こごえた両手に 息をふきかけて
しばれた体を あたためて
果てしない大空と 広い大地のその中で
いつの日か幸せを 自分の腕でつかむよう
自分の腕でつかむよう
・B.リメイク、C.リテイク
果てしない 大空と広い大地のその中で
いつの日か 幸せを 自分の腕でつかむよう
歩き出そう 明日の日に ふり返るには まだ若い
ふきすさぶ 北風に とばされぬよう とばぬよう
こごえた両手に 息をふきかけて
しばれた体を あたためて
生きる事が つらいとか 苦しいだとか いう前に
野に育つ花ならば 力の限り生きてやれ
こごえた両手に 息をふきかけて
しばれた体を あたためて
果てしない大空と 広い大地のその中で
いつの日か幸せを 自分の腕でつかむよう
自分の腕でつかむよう
◆松山千春 『大空と大地の中で』に思うこと～松山千春 全作品解説41～
