1986年2月『On The Road’85』最終日、横浜。


84年迄は比較的、入手し易かったチケットもなかなか難しくなって


当日券を求め朝一番から並んだ。


雪が降った日で、ボロな靴を履いていて、


その靴裏に穴が開いていて雪解け水が入って来て


友達と交互に喫茶店に行って足を温めた。


その日のステージは僕の観た全てのライブで10本の指に入るスゲー、ロックンロールショウだった。


その時、浜田省吾は云ったんだ。


「皆に恋人が出来たり、仕事に就いたりで、なかなか俺のコンサートに来れなくなっても

俺は、いつもと同じステージで、同じ歌を、いつまでも歌っていますから(要約)」


そしてあの時の『家路』は最高だった。


浜田さん、いつまで休んでるんだよ


早く、素敵なRock'n'-rollとRhythm&blues聴かせてくれよ。


以上

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column ~ 愛した季節の薫り ~ 夢野旅人