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◇更新履歴

V1.0：2010.1.31 初稿

V1.1：2022.1.06 是正

◼️サンプラザ中野のサインと千春ツーショット写真

関西に住む、松山千春仲間のひとり・キャラドレの殿堂入りナンバー「雪化粧(1997V)」と、「大いなる愛よ夢よ愛よ」そして「明日のために」だという。

松山千春の楽曲のなかでは、変化球なしの直球ど真ん中。好きな曲に性格、趣味趣向が顕れる典型的なタイプ、

彼らしい。

そんな彼から聞いた話の一つが「昔、サンプラザ中野のラジオで『明日のために』がかかったんですよ。死にたいというリスナーの葉書に涙ながらに生きなきゃと訴えた後に紹介したのが『明日のために』だったんですよ」。

97年頃、容姿が（グッズ史上初めての千春携帯ストラップ＜黄色いやつ＞）知らない人にはサンプラザ中野と区別がつかない。

といった限りなく薄い共通点はあったがそれより前に彼が千春の歌をかけるイメージがわかなかったからら「へぇー」だった。

サンプラザ中野。25年位前、彼ら・爆風スランプがメジャーデビュー間もない頃、僕はサンプラザ中野の深夜レギュラーラジオ番組（おそらく、上記エピソードに出る番組と同じ）葉書を送った事がある。

往復葉書で感想と、もし良かったら返信用葉書にサインくださいと書いた。したら数日後、イラスト入りのサインが書かれた葉書が届いた。
まさか戻ってくるとも思っていなかったので驚いた。この人、リスナー目線の高さで物事考えられる人だなとその時、思った。

キャラドレは髪の毛があった頃の松山千春とのツーショット写真をいつも持ち歩いている。
財布に忍び込ませているのでかなり傷んでいるが、その傷み具合に千春への愛情を感じる。

写真やサイン、勿論、時と場所を選ばなきゃいけないが、サインは15秒、写真は90秒程度で済む。著名人は礼儀を持ち合わせている人には、サイン程度なら心よく応じてくれる人であって欲しい。

サンプラザ中野の人となりはさして知らないが、あの葉書ひとつで、ずっといい人に思っています。

そしてキャラドレにとってあのツーショット写真は永遠の宝物なんだと思います。

15秒、90秒が永遠の価値あるものに変わる時があるのでしょう。逆に戴いた永遠を無駄にはしたくないものです。

column ～愛した季節の薫り～夢野旅人

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