今回の息子の入院で

何より1番辛かったのは

いうまでもなく、幼い息子が

必死に病気と闘っている姿でした。

 

病気での身体の痛み。

点滴や注射の辛さ

家に帰れない悲しさ

 

「痛い」

「やめて」

「もう帰りたい」




 

泣きながら

「ママ!」「ママ!」

と叫ぶ息子に

何もしてあげられない苦しさ。

 


 

聞いたこともない病名。

ネットで調べた

最悪のパターンが頭をグルグルする。

 

慣れない環境で眠れず

不安と恐怖に心が浸食されていく

 

誰かに当り散らしたり

グズグズと泣いて

夫や友達に優しくされたかった。





 

しかし

そうしたところで

状況は変わらない。

 

 

精神的に1番底の状態で

選択した行動は

良くて無意味

悪くすれば、自分以外の人に

負のエネルギーを

撒き散らすことになる。

 

43年も生きているのだ。

こういう時は

ひたすらに耐えるに限る。

と知っている。




 

 

これもギフトだ。

神さまは私や息子を

悪いようにするはずがない

と心の中で繰り返した。

 

この件が未来に

何か良いものに

化けるに違いないと

信じる方へ、気持ちを向けた。

 

3日目の夜は、疲れ切って

夢も見ずにグッスリと眠れた

そして起きると嘘のように

スッキリ元気になっていた。

 

息子もこの日から回復に向かい始めた。

 

 

元気になり

普段のように

やれ、ゲームをやらせろだ

YouTubeを見せろだと

言ってくる息子を傍らに

 

この数日を振り返れば

何てことなかったように

感じてしまっているけれど

 

息子を失うかもしれない

という恐怖の元で誓った

「もっと家族との時間を大切にしよう」

という誓約は

ちゃんと守っていこうと思うし

 

そう言う状況で

心に決めたことを

表現して過ごしていれば

きっと、後悔が少ない人生に

なるのだろうなと考えたのです。

 





 

@jqy5776z
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