こんにちは。

 

最近毎日が楽しくて仕方がない、

 

心理カウンセラーのちはるです爆  笑

 

 

 

 

最近、自分軸というのが流行っていますが、

 

これを実行するのって難しいですよね。

 

 

 

 

そして、

 

自分軸をもった上で他人を尊重するって更に難しいな汗

 

と私は思っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は

 

自分軸をもった上で他人を尊重することとはどういうことか、

 

ということを考えさせられたときの話です。

 

 

 

 

下矢印   下矢印

 

 

 

私は母子家庭で育ち、

 

母はいつも外で働いていたので、

 

祖母が母親代わりをしてくれていました。

 

 

 

 

祖母は今まで働いたこともなく、

 

家庭高等学校なるものを卒業した後お見合いで結婚し、

 

そのまま専業主婦として暮らし続けて今に至ります。

 

 

 

 

中学生の私は祖母の生き方が理解できませんでした。

 

母親を見ていて将来は一人でも生きていかないといけない

 

と思っていたので、

 

専業主婦しかしてきていないって、

 

稼ぎがなくなったらどうするんだろうって思っていました。

 

 

 

 

 

理解できなかったからよく喧嘩をしましたし、

 

大学になってバイトを始めてからは余計に

 

「今まで働いてこなかったなんて世間知らずだな」

 

と無意識に見下していました。

世間知らずはもちろん当時の私です。(笑)

お世話になってるのに、なに言うとんねんって感じです

 

 

 

 

姉の難病や家のごたごたがあり、

 

一人暮らしを経て自分と向き合い、

 

最近ようやく、

 

祖母と楽しく会話することができるようになりました。

前は喧嘩ばかりで話すとイライラするので私が避けていた

 

 

 

 

 

話をする中で、

 

たくさんのことを知りました。

 

 

 

・祖母の時代は女は結婚しないと、という風潮が強いこと

 

・今のように自由な時代ではなかったこと

 

・インターネットも何もなく、狭い社会の中で暮らしてきたこと

 

・お見合いであまり相手のことを知らずに結婚したこと

 

・周りに愚痴を話せる人さえいない中5人も子供を育てたこと

 

・夫が仕事で帰ってこれない日が多くても支え続けたこと…

 

 

 

 

 

生き方がある程度縛られている社会の中で、

 

精一杯やれることを、

 

文句ひとつ言うこともせずに

 

ただただ淡々とやり続けてきた。

 

 

 

それが祖母の人生でした。

 

 

 

 

 

 

 

祖母の生きていた時代を知れば知るほど、

 

自分はそんな時代では生きていけなかっただろうし、

 

その時代では今の自分ではいられなかったと思うし、

 

何よりその中でこれだけ淡々と必要なことをやり続けて

 

生きて来られたのはすごい。

 

そう、心の底から思うようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

つまり、

 

昔の私が見ていたのは

 

「今の私と同じ時代、同じ状況だと仮定した」時の祖母で

 

 

 

実際の祖母は

 

違う時代で、違う状況の中で生きてきていました。

 

 

 

 

 

祖母の生き方を尊重できなかったのは、

 

純粋な知識不足と

 

私の想像力が足りていなかったから。

 

 

 

 

 

 

自分の世界だけで見てしまうと、

 

段々視野が狭くなり、

 

いつの間にか相手も自分と同じ背景で生きてきた

 

と思ってしまいます。

それで「なんでわからんの!!」とか言い出してしまう(笑)

経験も違うから価値観も違うのに

 

 

 

 

その人は、その人なりの背景があり、

 

その中で一番いいと思ったことを選んでここまで生きてきた

 

ということ。

 

 

 

 

 

それが見えてからは、

 

まだまだ未熟ですが

人を尊重できるようになったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめると、

 

自分軸を練習していると、

 

つい、相手を自分と同じだと思って見てしまうことがあります。

相手は自分の鏡なんて言われるから余計に

 

 

 

背景の違い、選択の違いを受け入れて、

 

自分との違いを知れば知るほど相手に対しての尊敬が生まれるし、

 

違いがあるからこそ余計に自分の存在が際立つのだと思います。

 

 

 

 

 

自分勝手な決めつけを自分軸というのではなく、

 

自他の間にきちんと線を引けるからこそ自分軸

 

ができるし、

 

相手も尊重できる。

 

 

 

そんな風に

 

本当の自分軸を創っていきたいと思いましたラブラブ

 

 

 

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございましたニコニコ