乾燥が気になる季節が訪れていますね雪気づき
秋ごろから今年もこのシーズンがやってきたなと思っていましたが、特に年が明けてから「さらに悪化しました!」と仰られる患者さま、乾燥性の湿疹が悪化している年配の方やお子さまをよく診させて頂いていますサーチ
 
皮膚科で保険適応で処方できる保湿剤にはワセリンヒルドイドがありますハート
 
 
最近はメーカーさんの努力も大きく、患者さまのニーズに応えて様々な剤形が発売されています。先発品のヒルドイドではソフト軟膏、クリーム、ローション、ゲル、泡タイプがあります。またジェネリックのヘパリン類似物質ではスプレータイプも発売されています。
 






患者さまの乾燥の程度や使用したい部位や塗り心地の好みに応じて、処方を選ばせて頂いております花
 
乾燥にお悩みの患者さまを診察していて感じるのが、適切な量を使用できている方がとても少ないということです上差し
「保湿剤を塗ってるのに乾燥してしまいます」という患者さまは
・使用量が少ない
・少量を広範囲に塗り広げたり、すりこんだりしている
・ナイロンタオルなど刺激の強い素材のもので体を洗っている
といった原因に該当することが多いです。
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まずヒルドイドのソフト軟膏、クリームは
「人差し指の先端から第一関節(遠位指節間関節)の長さまで出した量(約0.5g)で手のひら二枚分の面積」に塗ることができます。
ローションであれば手のひらに一円玉大の量(0.5g)、フォームは手のひらにキャップ大の大きさの量(0.5g)で手のひら二枚分の面積に該当します。
もっと具体的なお話をすると、「顔、首、胸、腹、背中、四肢」と全身に外用する場合、一回の適切な使用料は成人で20gになります。
お子さまの場合は体格によって5~10gくらいが適切になります。
 




また、ローションや泡は伸びやすさが人気ですが、その伸びやすさ故に実際よりも非常に少量しか塗れていない患者さまも多いと感じます。
 
みなさま是非、保湿していても乾燥が気になるなという際は、適切な使用量を意識してみてくださいねキラキラ
 
塗り方が合っているか心配目という患者さまは、実際にお見せ致しますので、気軽に診察にいらしてください、お待ちしておりますグリーンハート