千春皮フ科クリニック広尾院
総院長 渡邊千春
12月となり寒くなって来ましたが
脇の汗は温熱刺激だけでなく
精神的緊張でも発汗するため、
寒くても緊張すると
じわっと洋服を湿らすことがあります
原発性腋窩多汗症とは、
汗の量が多くなる原因となる
病気や疾患がないのにもかかわらず、
多量のわき汗に悩まされる疾患です。
千春皮フ科クリニックでは
汗染みが気になる
洋服が黄ばんでしまう
洗濯が大変
などのお悩みでご相談されるケースが
多くみられます。
原発性腋窩多汗症の診断基準は
1）最初に症状がでるのが 25 歳以下であること
2）対称性に発汗がみられること
3）睡眠中は発汗が止まっていること
4）1 週間に 1 回以上多汗のエピソードがあるこ と
5）家族歴がみられること
6）それらによって日常生活に支障をきたすこと
このうち、
Hyperhidrosis Disease Severity Scale（HDSS）
1.発汗は全く気にならず、日常生活に全く支障がない
2.発汗は我慢できるが、日常生活に時々支障がある
3.発汗はほとんど我慢できず、日常生活に頻繁に支障がある
4.発汗は我慢できず、日常生活に常に支障がある
3および4は重症多汗症と判定されます。
このような重症多汗症の方に
11月26日、ついに保険薬が承認されました
エクロックゲルは
有効成分が皮膚から浸透して
エクリン汗腺の交感神経から
発汗の指令を受け取る部分をブロックすることで、
発汗を抑えます
またエクロックの適応から外れた方、
しっかり汗を止めたい方は
やはり脇ボトックスがおすすめです
詳しくは千春皮フ科クリニック広尾院へ
是非お気軽にご相談ください
千春皮フ科クリニック広尾院
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