「漫画家もAV出す時代だね」
夕飯の準備してる私に呟く主人。
なんのことを言っているのか、さっぱりわからない私。
「漫画家が?AV?自分の描いてるキャラを脱がせるってこと?」
「いや、そうじゃないんだ」
「漫画家さんがAV監督になるってこと??」
「いや、違うんだ」
「じゃあ、なに?」
主人曰く、漫画だけじゃ食べていけなくなってるんじゃないか、って。
AIでエロ漫画が量産されてる今、絵が描けるだけでは埋もれていく。
だから作者自身が、コンテンツになっていく。
主人が誰かのXのポストを見せてきた。
そこには…女性がオモチャを使ってオ◯ニしている動画がたくさん。
もちろん全体にボカシは入れてある。
けど、何をしているかはわかる。
末っ子がリビングの隣の部屋でゲームしているため、音声はミュートだったけど…かなり際どい印象の動画だった…!!
「?え?漫画家って…この女の人が漫画家さん!?」
「そう、漫画家さんが脱いじゃってる。別にこの人の漫画はエロ漫画でもなんでもないのにさ」
「可愛いキャラクター描ける私がオモチャでオ◯ニしちゃいました、って感じかな?それがウリなのかな?」
そのポストの動画はFantiaというサイトに投稿してます、とあった。
「Fantiaってなに?」
「ここね、問題になってるところだよ。18禁の動画はモザイク処理しなきゃダメなんだけど、投稿者がみんなモザイクが薄くて。とうとうどこかのお偉いさんから指導が入ってさ」
「日本産のクリエイター支援プラットフォームで、エロ系がめちゃくちゃ強かったのに…もったいないよね」
「ここのサイトはお金動いてたの?」
「動いてるもなにも…めちゃくちゃデカい金が動いてたよ!なのに、こんな指導が入るから、今ユーザーがばんばん出て行ってる!」
「彼らはどこに行くの?」
「海外の動画投稿サイトだよ」
「じゃあ、日本のお金が海外に流れちゃうじゃん!!なんでそんなことするの、どこのだれが決めたの!!」
誰の判断なのかは見えない。
でも後から調べたら…
…どうやら日本の法律だけじゃなく、VisaやMastercardの決済圧力もかなり絡んでいるらしい
日本産のプラットフォームなのに、海外カード会社の基準に縛られてモザイクを厳しくせざるを得なくなってるみたい。
その結果として、
日本のクリエイター経済が海外へ流れ始めている。
ちなみに後で調べたら、Fantiaの年間流通総額は約91億円。
登録ユーザーは1,700万人超。
そのうちアダルト系がどれくらいの割合かは非公表だけど、業界では「相当な比率」と見られている。
今回の規制で、その一部が今年中にOnlyFansなどの海外サイトへ流出すると予想されている。
(あっちのサイトは、カード会社に頼らない別の決済の抜け道を必死に作って生き残ってるらしい)
日本人が課金しても、
手数料は海外へ。
消費税も取りにくい。
海外サービス化が進めば、
日本国内に残る利益や税収は減っていく可能性がある。
日本で生まれた需要なのに、
日本企業が扱いづらくなり、
海外サービスへ流れていく。
デジタル敗戦国 日本🇯🇵
この話、もっと深く知りたいと思った人へ。
『膨張GAFAとの闘い』という本がある。
日本はなぜ海外プラットフォーマーにモノが言えないのか。
国内企業には厳しい規制が、
海外企業には適用されにくい
「一国二制度」の構造。霞が関が遅まきながら動いた記録。
2021年の本だから、Fantia問題までは書いてない。
でも、今回起きてることの「背景」がここに全部ある気がした。
そして、Netflixのドキュメンタリー
「監視資本主義: デジタル社会がもたらす光と影」
もおすすめ!
自分たちが作ったテクノロジーに警鐘を鳴らす、
元GoogleやFacebookの中の人たちの告白。
「海外プラットフォームが世界のルールを決めている」という話、今回のFantia問題と地続きで見れる。
Netflixで見れます!
このブログを少しでも「いいな!」と思ってくださった方!
にほんブログ村に参加しています。
ポチッと応援よろしくお願いします!
にほんブログ村ポチッとすると別ページに飛んじゃうけど、
『ちむ、頑張れ!』の気持ち、受け取れてます!
いつも応援ありがとう

↑こっちにも新たに参入!
今、暇だからこっちも押してやるか、という時間に余裕のある方だけ、よろしくお願いします
にほんブログ村