はい。昨日に引き続きニューマシン制作記です。つい最近面白い物をTwitter…Xで見つけました。


コンパスカッターでペラタイヤを楽に作れる!とのこと。

…え?古い?そうみたいですね!今調べ直したら去年の8月頃に流行ったらしいです。とはいえ私は先週気づいたのだから仕方ない。丁度マシンの作り直しもしているので、ペラタイヤを作っていこうと思います。

コンパスカッターは昔買っていたOLFAのものを使います。これをどうやらホイールに刺して回すだけ…とか…?


上手くいかんやん。そりゃホイール中央に刺してないんだからいくはず無いわ。

とここで普段のやり方に戻ったのですが…実はコンパスカッター自体に加工が必要だったようです。

この針の部分を引っこ抜き、シャフトが入るように2mmで拡張してからシャフトに挿したホイールを差し込む。最後にホイールをゆっくり回転させれば出来る…ということらしいです。

結局ある程度ブレるので粗削り用、ということなので、後述するリューターを持っていない場合はこちらでも良さそうですね。私は…リューターでいいかな…


さて。そのリューターを使う方法ですが。こちらも選別済みのシャフトとホイールを使うのは一緒で、


リューターに差し込んだら横から縦からデザインナイフを突き立てて少しずつカットするだけです。

デザインナイフの刃は最初はスッと切れますが、使い続けていると鈍ってくるので交換します。切れ味が変わるので切りすぎないよう注意。


一気に削り切るより、細かく回数重ねたほうが失敗も減り確実です。

出来上がったものがこちら。ホイールの縁が大体23.5mm前後なのでこれに合わせます。大体前後と書いたのは、ホイールの種類や材質によって径が変わるからです…フィンホイールのカーボンとPPとを比較すると、0.5mmはPPの方が小さいんですよね。なので削り用ホイールと使うホイールは同じ種類を使うのが無難です。


が、私はあえて削り用にカーボンを使っています。その理由はこの後で。

さて。粗削りが終わったので本削りに入ります。



本削りは専用の治具とヤスリを使います。

リューターと治具の高さを合わせて、ひたすらヤスリで削るだけ。ヤスリの抵抗が無くなる=そこまでタイヤが削れた、ということでノギスとにらめっこしなくても気軽に削れるのがポイントです。

そして今回使いたいタイヤ径は22.5mm。そう、治具の最低径の23mmより小さいんですね。なのでカーボンホイールを使ったんです。


カーボンホイールを削った状態で23mmこれを瞬着垂らしたPPホイールに履かせて22.7mm。あとはゆっくり0 2mm削れば22.5mmタイヤの完成です。

ということで4輪分作ったものがこちら。他にも色々作ってたので見た目が大分完成形になってきましたね。
次回はすでにくっついていますが、フロントのスラスト抜け防止部分と提灯を作っていきます。