今日なぜかふと
息子が旅立つ前日にはいていたジーンズのポケットの中に何か入ってるような気がしてきて
ポケットを調べてみました
そしたら
以前、調べて何もなかったはずなのに
メモが出てきました
それだけでも
心臓がバクバクしました
メモの内容は
その日の行動の予定や
何を買うかなどのリストでした
どうやら駅前のATMでお金を引き出し、ドラッグストアで除菌シートを買い、そのあとバスに乗って
島忠(ホームセンター)に行くようでした
そして
島忠で買うものリストは
私への贈るプレゼント作りに必要な工具、道具類でした
やすり、ガラス切り、ボンドなど
私はもともとDIY好きなので工具等は相当数あるのですが、ガラスを切る工具は確かになかったのです
ボンドもストックとしてはたまたま切れていました
死を決意し覚悟してから、息子は数個のかわいいオブジェを私に作ってくれました(過去記事「死を決意して、作ってくれたプレゼント」)
ガラスの器を切って波型にして、やすりをかけて、二人の思い出深い小物をそこにうまく入れ込んで、爽やかな海を感じさせる装飾をほどこした置物や
別荘の敷地にあるどんぐりの木に(私が前、息子に、どんぐりの木で何か作りたいから、切って持ってきてよと頼んでたのです。実際、私はそれでスプーンを作ったり、部屋の飾りなど作ってましたが、まだ余ってる木が数個ありました)それに切り込みを入れて、そこに昔よく二人で海で一緒に拾ったシーグラスをはめ込んだ自然味溢れるオブジェ
などなど
どれこれも私と息子の思い出のあるものを取り入れた可愛く素敵な置物なんです
それらを作るために買い物するリストをみつけてしまい
とても複雑な気持ちになってしまいました
悲しいけど嬉しい
でも悲しい
そんな気持ちです
ありがとう
めちゃ悲しいよ
でもめちゃ嬉しいよ
このメモ書いたのは、だぶん去年の10月
そうそう、ある日
「ここでガラス割っちゃったから危ないよ」
と言ってたよね
ほんとはこれらを作ってたんだよね
ありがとう
涙が止まらない1日です