私は学生時代
心理学を勉強してた
そんな熱心ではないけれど
コンプレックスの塊だったので

特にユングが好きで
そこで
人には発達段階があり、その過渡期、転換期が特に危険であることを
知識として得た

人には危険な時期がある

息子が14歳の頃
危ないと感じた私は
寛容に対応し
やがて
会話を増やし
信頼関係を築いた

当時

まさか死んじゃってないよね?と
言葉にはしなかったけど、毎日の仕事帰り、不安で家の扉を開けたのを思い出す

死なないようにそれだけを
注視して
時に叱ることもあるけれど
死なないように
そっと見守ることを続けていた

成人になり
やがて
危険は落ちついて
ついうっかり
自分のことにかまけてしまう
私も更年期に入り
注意力や集中力、記憶力も落ち、人の悲しさを受け取るセンサーもすっかり落ちてしまう
更年期症状で
私が私でないような日々が続いた
だから自分ばかりに気持ちを持っていってしまった
外に出掛けリフレッシュばかりしてた
彼氏と山登りにさんざん出掛けてしまってた

息子が気がかりではあったけど
なんとなく
息子の次の危険時期を
30歳位かなと勘違いしてしまっていた

息子の事後
色んな事を猛省する日々

22.23.24歳も
危ない時期だったのだ
自分とは何か、これからの人生を考える危険な時期だったのに
危ない時期だったのに

知ってたのに
忘れてるなんて
私はどうかしてる
勘違いするなんて
馬鹿すぎる
馬鹿すぎるにもほどがある

ごめんなさい