早いモノで、オスロ合意から、今日で20年。


イスラエルとPLOの和平は未だ現実化していない。


私は、学生時代、政治サークルで中東の政治を学んでいて、クリントンが何度も和平交渉を行っていたことを知り、それが印象深かった。


オスロ合意は、以下の二点が合意内容とされている。

  1. イスラエルを国家として、PLOをパレスチナの自治政府として相互に承認 する。
  2. イスラエルが入植した地域から暫定的に撤退し5年にわたって自治政府による自治を認める。その5年の間に今後の詳細を協議する。

オスロ合意および後の協定で明文化されたイスラエルとアラブ国家の関係正常化の期待は未だ解決されていない。

2006年 7月の、イスラエルによるガザ地区 レバノン への侵攻により、事実上崩壊したとアラブ連盟 では見做されている。


(Wikipedia より)


中東の政治は、イスラム教を知るところから始まる。

彼らの生活や文化、思想、全ての礎となるものであり、全てであるといっていい。


↓1948年、イスラエルを建国するにあたり、パレスチナ人を追い出した事がそもそもの発端。


http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1430868339


西欧諸国 VS 中東 の対立はここから明確に始まった。


つまり、最初から宗教問題、人種差別問題という二大巨頭を抱えていた訳だ。


和平交渉は、政治的に見ても、通常、「第三者」に頼らざるを得ないところがあり、

それがクリントン大統領だった。


今、オバマ大統領は、自国が安定していない状況で、他国の事まで気が回っていないのが現状。

プーチンがシリアの解決に乗り出したのも、そんなオバマを見てだろうけれど、

ずいぶんと、アメリカと言う国は、小さくなったものだな、と感じた。


大国と呼ばれた頃の「脅威」や「威厳」はもはやない。


そもそもブッシュが「大量破壊兵器がある」として始めた戦争は、「なかった」と訂正する騒ぎになった。

この辺りから、世界からの信用が失われて行った。


イスラエルとPLOの和平交渉は、今後の中東と世界との関わりに大きく関係してくるもの。

かといって、慎重になりすぎると進まない。

でも、「今」進めるのが良いかといえば、適任者がいないだけに、無理だ。


タイミングと適任者。


このカードが揃えばじきに、平和的に解決へ向かう。


宗教解体が先か、はたまた宗教を乗り越えて融和が成立するのか。

見守って行きたい…。



【 日本経済新聞 】


イスラエルとパレスチナ解放機構(PLO)が「暫定自治宣言」(オスロ合意)に調印してから13日で20年を迎える。今年7月に両者の直接交渉が再開したが、シリア情勢も影響し、交渉は早くも難航。和平実現には遠いのが実情だ。

 オスロ合意は米政府の積極的な仲介で実現したが、現在のオバマ政権は中東への関与にはもともと消極的で、米国に対するイスラエルとパレスチナ双方の不信感は強い。現在、米政府はシリア問題に注力しており、和平交渉に積極関与する余裕がないのが実情だ。

 イスラエル側も国内でパレスチナとの和平反対への意見が根強いことに加え、シリアの化学兵器流出への懸念を強めており、和平交渉を優先する姿勢は見られない。

 パレスチナは自治政府が統治するヨルダン川西岸地区とイスラム原理主義組織ハマスが実効支配するガザ地区とで分断された状態が続く。自治政府との合意事項をハマスが順守しないとするイスラエルの不信感が強いことも交渉の停滞を招いている。


http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM12039_S3A910C1FF1000/ より