気が付けば、明日は冬至なんだそうで。
毎週、日曜日に一週間分の食糧買い出しに行くのですが、母親がいそいそとかぼちゃとゆであずきを購入する場面を見ながら、こんな年の瀬になるとは昨年の冬至の時期には思いもしなかったなぁと。
5月にいきなり「このまま何も治療しなければ半年もちません」と言われた母は、幸いなことに抗がん剤が効いていて、傍目には特に変わらず庭仕事も主婦業もこなしている。
宣告された翌日、母が丹精している庭の草取りをしながら、降り出した雨の中で、あぁ私は今年、母と嵐、大切で大好きな二つを失うのか…と泣くしかなかった自分に、今、こんな日々だよと言ってみたい。
それはともかくとして。
12月。
まずは歌番組から、そして今週は冠番組に、最後という文字が躍るようになり。
先ほど、ようやく観ることが出来たWYC配信(一回きりのチャンスだったので、ぐるぐるが出た時には胃が痛くなったけど)。
その中で、潤くんが、この曲の全編日本語Ver..も作ろうかという意見があったけれど、それは違う曲になってしまうと思う、と言っていたのを聞いて、うん、そうだね、私もそう思った、なんて頷いたりした。
私だけかもしれないけれど、大根を朝刊で包んで持っていたら日常の買い物で、バゲットを英字新聞で包んで持っていたらなんとなくかっこいい的なイメージが「英語」にはあって、もしもあの歌詞をストレートに和訳したならば、それはそれは甘い甘いラヴソングになっただろうし、それを今の年齢の嵐が歌うことに少なからず抵抗、というか、違和感が生じてしまったのかもしれなくて、「お呼びとあらば即参上」と脳内変換してるぐらいで勘弁してもらおう、と思ってて。
This is 嵐のレビューで相葉くんが、いつもの嵐でほっとするような楽曲もあるからというようなことを言っていて、嵐自身も、ファンの中の戸惑いとか、内向きな五人がグローバルな展開をしていくことへの不安を感じてくれていたんだな、などと思った。
私は、先日のアラフェス投票に嵐の曲は入れたけど、ARASHIの曲は入れなかった。
嫌いじゃない。むしろ、WYCなどはかなり好きな方だと思うけれど。
プロ野球選手がメジャーリーグを、
Jリーガーが欧州クラブを、
自分のちからはどの位なのか、どこまで行けるか、通用するか、挑戦したいという気持ちに、ARASHIの活動は似ているのかもしれないな、なんて個人的に感じていて、うん、がんばって、応援しているよ。でも、私は今の場所でがんばっているあなたを好きだよ、という気持ちでこの一年を過ごしてきた。
来年のことも少しずつ見えてきていて、少なからず思うことはあるけれど、今はとにかく、想定外で不本意なことも多々あったであろうこの大事な年の最後の最後、そこだけは、彼らの望みが叶うようにと、ただただ、お茶の間の隅っこの隅っこで、ひっそり願っています。
とにかく。
元気でいてね。
悪いもの、寄ってこないでね。
極論、とりあえずは、今年の「ケツのケツ」まででいいから。
もうひとつ。
インターネットを維持する関係各位。
どうか、よろしくお願いします。
デジタルパンフで彼が危惧しているような、全編ぐるぐるした挙句に終了の文字が表示されるようなことだけは、ありませんように。