10月。





はて…
何があったと考えると


生徒会の政権交代とか
全国発表とかかな。
あと、学級代表になった。


そういや、
生徒会終えるとき


なんか俺
めちゃくちゃ
かっこいいこと
言った気がする



半年間
ありがとうございました


この経験は
僕の人生にも
プラスになると思います。


これも支えてくださった
学級代表の
みなさんのおかげです


1、2年生のみなさんは
学級代表での経験を生かし
学校を
引っ張って行ってください

そして3年生、
高校でも頑張りましょう


頼りない会長でしたが
ホントに
ありがとうございました



的なこと言った気がする。


あれ、アドリブやんね。




うん、



うん。



全国発表。
あれは
たいしたことなかった。
うん。




そして、
学級閉鎖があったな





俺はインフルに
ならなかったんだけど


周りはみんななってたなw


インフルエンザ騒動の渦中




文化祭があった。






すごい色々あったよ。うん



文化祭運営、準備
合唱コンクール
バンド






準備、運営は
人手不足で大変だった。





でも
死ぬほど楽しかった




特に夜。
7時半くらいに帰ったっけ


和樹、達哉、元輝…

俺含め
この4人で無駄話してたな





タマホームとか懐かしい

なんとか
GTとかもあったなw




オンステージの
企画は特に笑った。






バンドは

なんか辛かった。



俺の歌でバンドメンバーに
迷惑かけちゃうって
思ってたし





一度も
合わせられなかったし。





でも、
俺は成功だと思ってる。



俺の音は下手だったけど




なんか後悔はしてない
だから成功だと思ってる。


メンバーホントありがとう。



これからもよろしくね。






文化祭って言ったら
合唱コンクール。






たくさんの思いが

俺たちの歌った
『消えた八月』にはあった







俺は本当に最優秀が
取りたくて仕方なかったし

取るつもりで
『消えた八月』を選んだ。




毎日の練習。



多分学年で
一番に練習始めたと思う。





練習を
進めていくごとに増す



『歌っているだけ』の雰囲気



うまくなりたいとか
そういう思いではなく



ただ歌えばいいというような


なあなあさ。






僕自身も
慣れた日常の
ひとこまになっていた






悔しいけどやっぱり
あの出来事が
俺たちを変えた。






先生が戦争のビデオを
持ってきたのだ。







重すぎると思った。


俺らが歌える
歌じゃないって思った。






歌っちゃいけないと思った





ただ歌うだけなら
歌わなければと思った。






その直後、
ディベートをやった。






合唱に対する思いを
各グループが発表した。






俺が尊敬している
一人の友人が


『歌うんじゃなくて伝える。戦争の悲惨さを伝えなきゃいけない。』




そんなような
ニュアンスだったと思う。


そいつの柄にあわず
真面目なことを言った。





すげえなって思った。






それで俺たちの歌は
変わった







しかし、
最悪のタイミングで
学級閉鎖






学級閉鎖解禁後も
人が集まらなくて




いる人だけでも
一生懸命練習したし




すごく完成度の
高い歌を作れた。






待ちに待った
みんなの帰還。





朝、音楽室で歌った。





でも歌は最悪だった。


先生もどっか行っちゃうし

みんなも平気な顔して
帰っちゃうし、



このクラスも
とうとう終わりか。
って思った。




あきれて
学級代表としても
言葉が出なかった。





そのまま
2、3日後、

リハーサルがあった。






確実に7組に負けてたし
でも、
もうなんとも思わなかった

俺は、5組になにも
求めてなかった






みんなも大して
思ってなかったんじゃないかな。



教室に
帰ろうとしたら
先生が
『安藤、次の時間外な』


って言われて、




みんなを外に集めた。






まさかとは思ったが

外で歌を歌うと言うのだ






『このままでいいのか??』


というような
先生の呼び掛けに
はっとするものがあり、






歌わなきゃって思った。




伴奏もなくて、
音も合ってなかったけど






今までにない
最高の歌だった。







俺らには
もう敵なしだった。






いつしか俺は思った。






みんなで最高の歌歌って
結果的に
最優秀取れればいいやって





本番、
インフルエンザ騒動の中
全員が揃って



最高の歌を歌い上げた。








なんか終わったあと
涙が出てきて





そのあと妙に
安心感があった







結果発表は
緊張した。

7組もいい歌だったし
2組もよかったから。






でも、
2組が
優秀賞だと
聞いたとき







『やった』と思った。





2組の最優秀が
なくなったからじゃない







俺らが
最優秀だと思ったからだ






『最優秀 5組』






多分、俺は跳んだ。



いや、飛んだ。







両手を高く突き上げて






飛んだ。






そんくらい嬉しかった。






なにか5組のみんなに
伝えようと思うけど






色々あって
終わりそうにないから




ただ言わせて。



ありがとう。











最後の文化祭は
最高のクラスで
最高の形で
最高の笑顔で




興奮冷めやらぬ中



STAYの歌と共に


幕を閉じた。











12月。



なんかすげえ
鬱になった。




一言も話さない日もあった





でもみんな暖かくて






また好きになった。






まだまだ続くよ