イメージ 2

2月になりましたね。
明日は、節分。
暦の上ではもう春だというのに、明日は、雪模様だそうです。
寒い一日になりそうです。

恵方巻きの材料を調達しに買い物へでかけ、
チョコレートがお店いっぱいにならんでいました。
もうすぐバレンタインデーですね。

百人一首を通して、仮名書道を皆さんと愉しんでいます。

≪ 今月の作品 ≫バレンタインデーにちなんで、恋の歌です。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

恋すてふ(ちょう) わが名はまだき 立ちにけり
    人知れずこそ 思ひそめしか

          壬生忠見(41番) 『拾遺集』恋一・621

■現代語訳
  「恋している」という私の噂がもう立ってしまった。誰にも知
 られないように、心ひそかに思いはじめたばかりなのに。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 
昔、平安の世では、薄様(うすよう)と呼ばれる薄い紙に恋する思いを綴って
野の草花を添えて愛する人に送ったそうです。

添えるものは、チョコレートにはなっていますが、
今も昔も恋心は、普遍ですね。

写真のチョコは、「想いそめし」というチョコで、この和歌を題材にした京都のおかきです。
柿の種のチョコがけは、スキー旅行のお土産定番ですが、
これは、京都の雅な香りがしますよ。
一緒に送ったら喜ばれるかも・・・

イメージ 1