(2016年8月26日の記事を再掲)
サッカーはヨーロッパサッカーと南米サッカーに分かれています。
野球もアメリカ・メジャーリーグの『ベースボール』と日本・アジアの『野球』があってもいいと思います。
もう一つ考えたいのは、野茂以来の日本のトッププロがメジャーに移籍するのが規定路線化している以上、
今の日本野球のように甲子園が野球の最終局面であるかのような扱いは辞めるべきだと考えます。
もちろん多くの日本人同様、甲子園は私も大好きです。
一つ間違えば、プロ野球より好きです。
一塁にヘッドスライディングする姿、勝って泣き、負けて泣き、甲子園は魅力的です。
しかし、若いエネルギーを新聞社やマスコミ、高校野球関係者が安く消費する野球は考えを改める時期に来ていると考えます。
それで今までどれだけの有望な選手がつぶれて行ったでしょう。
ピークは甲子園ではなく日本プロ野球・・・・でも無く、メジャーに持っていくべきだと思います。
時代はそう言う方向で動いています。
甲子園で連投、連投を美しいとか根性論で論ずるでなく、スポーツ医学の見地から、非生産的、非人道的行為として、大人が1試合100球制限とかして止めるべきでしょう。
高校生は仲間と一緒に汗を流し、メシを食い、友情と仲間意識の最中にいるのです。
肩はもう限界に来ていても、明日、肩が壊れてもう二度と野球が出来なくなっても、「明日の決勝は投げさせて下さい」と言う美談が出て来ます。
しかしそれは本当の美談ではありません。
どこか、戦争中の特攻攻撃に似ています。
高校生が仲間に背を向け、「俺、もう投げない」とは言えません。
監督、コーチ、教頭、校長を含め、大人が止めるべきなのです。
若い高校生の犠牲の上で成り立っている甲子園では、日本の野球の未来はありません。
そして、ぜひ日本、アジアリーグを作りマーケットを大きくし、ジャパンドリームを実現してほしいと考えます。
高いレベルのプロ野球リーグを作れば、全世界のテレビ放映が可能になります。
世界中の野球好きは、イチローや大谷のような超一流のプレイヤーをお金を払ってでも見たいのです。
イチローや大谷のような不世出の選手は日本でプレーしても年俸10億円以上もらえるようになれば、日本から一流選手の流出は防げるし、メジャーに負けない世界一のリーグが作れると思います。
メジャー、中南米のベースボールのプロチャンピオンと、日本、アジアリーグの野球のチャンピオンを出して、
本当の世界一決定戦をすべきだと思います。