たまには芸術の話をします。


※2016年12月のニュースです。


 「フランスから12月12日、イタリア・ルネッサンス期の巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチの作品が発見されたと言うニュースを見ました。


メトロポリタン美術館は声明で、この作品を『世紀の大発見』と評しました。


学芸員はカルメン・C・バンバック博士で、ダ・ヴィンチの専門家としても世界的に有名な人物だそうです。


この作品の価値は約18億1900万円と見積もられているそうです。」


ダ・ヴィンチと言えば、イタリア・ルネッサンス期を代表する人物で、万能の人と呼ばれ、その才能は


数学、幾何学、解剖学、生理学、動植物学、天文学などで多様な研究原稿を残しています。


またその才能は、音楽、建築などにも及び、一番評価されている絵画作品では


有名なモナ・リザ、最後の晩餐、聖アンナと聖母子などが教科書にも載っています。


その巨匠レオナルドの作品が200年ぶりに新作が発見されたと言うのですから、びっくりです。




 ※話は飛んで、去年の7月に塾の安先生とデパート○○○○開店25周年特別企画、


「フェルメール光の王国展」を見に行きました。


フェルメールは、レンブラント、ルーベンスと並び、17世紀オランダを代表する画家です。


そのフェルメールの作品が一挙に37点も、極東の小島、沖縄で展示されると言うので、信じられない企画展です。


入場料は1000円、これは見に行くしかない絵画展だと思い、塾の安先生を誘い、見に行きました。


(安先生に、「たまには絵でも見に行こう」と言いました。


あまり興味がないと言われると思ったのですが、意に反して、二つ返事で同意してくれました。


彼が言うには「たまには魂の洗濯がしたい」と言うことでした。


魂の洗濯とはいい言葉じゃないでしょうか。)


意気込んでフェルメール展を見に行きましたが、なんとこれが全作品レプリカでした。


普通に考えたら沖縄にフェルメールの全作品が展示されるとは考えにくいのですが、


もしかしたらと思い、見に行ったのでした。


帰ってきて、もらったパンフを見たら、「フェルメール全37点のリ・クリエイト作品を一堂に展示」と書かれていました。


リ・クリエイトとは、レプリカとは違うのか?


正直、がっかりした企画展でした。



受験生の皆さんは受験シーズン真っ只中なので難しいでしょうが、受験が終わったら、


新海誠監督の「君の名は」の美しさに惹かれるのもいいですが、


ダ・ヴィンチや葛飾北斎、レンブラント等の絵画を見に、安先生が言うように「魂の洗濯」をしに


美術館へ出かけてみてはいかがでしょうか?