11月4日のブログでAIが本格的に導入されると18世紀の産業革命に匹敵する大変化が起こると書きましたが、
その始まりを予兆させる出来事がありました。
『富国生命保険が、人工知能(AI)を活用した業務効率化で、医療保険などの給付金を査定する部署の
人員を3割近く削減する。
将来的に、人の仕事がAIに置き換えられるケースが増えそうです。
文脈や単語を解読する日本IBMのAI「ワトソン」を使ったシステムを来年1月から導入するそうです。
同社は既に、導入を見越した業務見直しで段階的な人員削減に着手しました。
最終的に計34人を削減する計画です。』
(2016年12月30日 毎日新聞より)
これが、人工知能導入の大変革の始まりかも知れないと思ったニュースなので紹介しました。
コンサルティング業、マッキンゼーによると、賃金が支払われている職業の45%が「現在実証されている
技術」を使って自動化することが可能であるという調査結果が出ました。
袋詰め機械のオペレーターや医療器具の専門家、農作物に等級を付ける職業、ミシンオペレーターなど、
将来的に100%仕事が自動化するであろうと予測されている職業は複数あります。
また、肉屋や食肉加工、パン屋、バスのメカニック、クリーニング屋、警備員なども高い確率で機械(AI)に
置き換えられると予測されています。
これが、「終わりの始まり」にならなければ良いがと心配になりました。