大谷ならもしかしたら、米国野球殿堂入りの目安である300勝投手の仲間入りを果たすかもしれません。


来年23歳でメジャーに挑戦したとして、300勝到達には毎年18勝したとして17年かかります。


300勝に到達するのは17年後、40歳の時です。


大谷はイチローに次いで、野球の本場、米国で殿堂入りする可能性を秘めた逸材です。


一方大谷の特殊なのは、ピッチャーとしてこれだけのポテンシャルがあるにもかかわらず、バッターとしても非凡なものを持っていると言うことです。


二刀流として有名なベーブルースは、1915年、投手としては18勝8敗、バッターとしても打率.315、ホームラン4本をはなち、ワールドシリーズを制しています。


もしかしたら、ミスターベースボールの「ベーブルース」以来の選手となるかもしれません。


すなわち、投手として200勝、打者として200本塁打、2000本安打なんて途方もない大記録を打ち立てて、メジャー殿堂入りを果たすかもしれません。


大谷は日本プロ野球史上最高の選手だと思うのです。


本人もまわりも、メジャーに行くのが規定路線化している以上、イチローのように27歳のメジャーデビューよりは、より若いうちにメジャー挑戦してほしいと思います。


そうすればイチローのように、日本での記録をどう扱うかとか、ピートローズとの比較とか、無用の議論を避けられると思います。


メジャー挑戦するなら、日ハム関係者、日本球界、ファン、皆で大谷を少しでも早く送り出してやると言う選択肢もあるような気がします。


日本プロ野球も台湾、オーストラリアをはじめ、アジアにマーケットを広げて、優秀な人材が集まるようなシステムを構築すべきだと思います。


マーケットを広げることにより高年収、厚待遇を準備できるようにすることです。


そうすればいつの日か、メジャーでトップ級の選手が日本、アジアリーグでプレイしたいと言う選手が輩出する時代が来るかもしれません。


そうなれば、イチローや大谷のような、日本の宝とも言える一流選手の流出も防げるようになるでしょう。