『8月25日、文部科学省は小学6年生と中学3年生を対象に4月実施した’15年度の学力調査の結果を発表した。
小学生が5科目(国語A,B 算数A,B 理科)の平均正答率で全国20位と前回の24位からさらに順位を上げた。
国語Bと算数Aの2科目で全国の平均正答率を上回り、残り3科目もおおむね全国平均だった。』(沖縄タイムス’15年8月26日記事より)

近年全国最下位クラスから抜け出したかと思ったら今年はさらに成績を上げ全国47都道府県中20位なのだから立派な成績だと思います。

この快挙は沖縄の小学校の先生方のご努力、県教育庁のリーダーシップに第一の理由を求めるべきであると思います。

そして、塾関係者としては少しは我々もお役にたてたのではないかと思います。

高校野球では長らく沖縄は弱く、初戦敗退を繰り返し、なかなか上位に進出できませんでした。

栽監督という、卓越した指導力と情熱を持った監督の出現により ’90年 ’91年と連続して甲子園で準優勝しました。

これを機に県高校野球は「やれば出来る」とわかり、1999年 2008年の沖縄尚学優勝につながります。(’99年、監督は金城。比嘉公也は’99年は選手として、’08年は監督として優勝を経験する。)

さらに2010年には島袋投手を擁し興南高校は春夏連続して全国の頂点に立ちます。(監督は我喜屋。)

「やれば出来る」のです。

沖縄の子供達の持っているポテンシャルの高さを話す為に高校野球を例に出しました。

沖縄の子供達の持つ潜在能力の高さは野球やスポーツにとどまりません。

芸能界にも安室奈美恵をはじめ多士済々の人材を送り出しているのはご存知の通りです。

他に、全国最下位に甘んじているのは、学力と県民所得です。

去年24位、今年20位と上げて来たのは学力でも沖縄の子供達の無限の可能性とポテンシャルの高さを見せたと言ってよいと思います。

※残念ながら中学生がまだ結果を出せていません。