今年度(H26年)、智学館としては初めて久米島高校に生徒を送り出した。

どういう高校か調べているうちに、ずい分おもしろい高校だと興味がわいてきた。

学科は普通科と園芸科があり、普通科は2クラスで習熟度別クラス編成となっているようである。

まず進路だが、琉球大学、岡山大学、福岡県立大学、など国公立大学に合格者を出している。

私立だと中央大学、日本大学、東洋大学、大東文化大学などだ。

就職では郵便会社、久米島町役場などに実績がある。

園芸科は進路決定率100%農業高校のみが持つ大学推薦枠を利用して国立大農学部への推薦が可能だそうだ。

資格は、室内園芸検定、危険物取扱者、バイオ技術者検定、小型移動式クレーン、建設機械(バックホウ、ブルドーザー、アーク溶接)などの資格取得が可能だと記載されている。(久米島高校ホームページより)

※平成26年久米島高校志願状況を見ると、普通科が定員80名に対し応募者60名で、20名の定員割れ、園芸科が定員40名に対して応募が37名、13名の定員割れである。偏差値は普通科35、園芸科も35である。

久米島高校を活用しない手はない。

 たとえば沖縄県内でもよいし、東京、大阪の大都市を始め、他県からでも久米島高校を活用したらどうであろうか。

普通の高校生活ではあきたりない生徒や充実感を得られない生徒、中学校でのイジメや学校生活に溶け込めない生徒、アトピーや花粉症などアレルギーを持った生徒も、久米島の美しい風景と環境が迎えてくれるだろう。

※遠隔地の人の為に、里親制度と言うのもあるそうだが3度電話したが、担当者不在で話しが聞けなかった。

詳細は直接、高校に問い合わせていただきたい。