子どもを光らせる言葉 | 【三原】智学館 代表兼「親のあり方セミナー」主宰平岡智彰

【三原】智学館 代表兼「親のあり方セミナー」主宰平岡智彰

2010年5月、土日限定の個別指導塾を自宅マンションを使って開校。週3回、4回と増え、2011年4月より週6回指導となりました。毎回の授業後の電話報告で「授業回数と同じ回数のお母様との会話」をさせていただいています。「生徒と親と塾」の三位一体指導がモットーです!

こんにちは!智学館です!

 

プロ野球のセ・リーグは、ついに巨人が抜け出しましたね。

 

カープがまさか3連敗するとは思ってもいなかったです。

 

今日にもマジックが点灯するかもしれません。

 

我が阪神がそれを阻止したいところですが、果たしてどうなることか…?

 

 

 

 

 

 

 

さて、この仕事を30数年以上やっているといろんなお母さまと出会います。

 

その中でも残念ながら、子どもの成績の伸びを止めてしまうお母さまもいらっしゃいました。

 

 

 

よくあるパターンにはまったお母さまのお話です。

 

塾に入って成績が上がっていき、定期試験の数学で30点アップ。

 

子どもは点数が上がったのが嬉しくて答案用紙をお母さんに見せます。

 

お母さまも頑張ったお子さんに対して誉めてあげるんですが、ここでちょっと余計な言葉が出てしまうんです。

 

「でもね○○くんはいつも90点超えてるわよ」

「お母さんだってそれくらいは取ってたわね」

 

とかって言いだすんです。

 

お母さまとしてはそれくらいで満足しないでもっと上を目指してほしいって願いから言ってるんだと思います。

 

そして、こんなことも言います。

 

「数学がそこまで上がったんだから英語だって上がるわよ」

 

もうこれでは全く誉めてないし、ただの親の欲目としか思えません。

 

 

 

子どもっていい意味でも悪い意味でもストレートです。

 

自分が頑張ったところを誉めてほしいんです。

 

だから、そこを無視されて悪いところを追求されると一気にモチベーションが下がってしまいます。

 

これでは、次こそ!っていう気持ちになるどころか、次からは元の状態にもどってしまいます。

 

誉めるのが苦手というお母さまがいらっしゃいますが、難しく考えるからなんです。

 

欲を出させようとか次につながる言葉を与えようとか、そんなことを考えるから難しいしお子さんに伝わらないんです。

 

ストレートに頑張ったことだけ誉めたらいいんです。

 

決して批評とかしてはダメです。

 

心の底から熱い言葉をかけてあげてください。

 

お子さんはそれだけで次も頑張ろうという気持ちになるものです。

 

「誉」という字は「光」と「言」からできていますよね。

 

誉めるって「お子様を光らせる言葉」なんです。

 

 

 

今日にでも、頑張っているお子さんの様子を見ながら思い切り誉めてあげてください。

 

結果がもし伴わなくてもそれまでの過程をしっかり見てあげていれば、かける言葉も変わってくるはずですからね。