「イケる!」って気持ちが大切なんです! | 【三原】智学館 代表兼「親のあり方セミナー」主宰平岡智彰

【三原】智学館 代表兼「親のあり方セミナー」主宰平岡智彰

2010年5月、土日限定の個別指導塾を自宅マンションを使って開校。週3回、4回と増え、2011年4月より週6回指導となりました。毎回の授業後の電話報告で「授業回数と同じ回数のお母様との会話」をさせていただいています。「生徒と親と塾」の三位一体指導がモットーです!

こんにちは!智学館です!

 

もう10月だというのに「暑いですね~」がお決まりの挨拶になっています。

 

30度近い気温だからかまだまだ半袖を着ている人が多いですね。

 

どうやら秋らしくなるのは来週のようです。

 

ちなみに私はすでに長袖を着ています。

 

 

 

 

 

 

 

では本題に入ります。

 

10年ほど前、独立して2~3年後のころでした。

 

近くの中学校のグラウンドで野球部の少年たちが試合をやっていたので、しばらくの間観戦していました。

 

確か4回だったと思います。

 

それまで0対0だったんですが、守っていたチームが2点奪われてしまい意気消沈の状態になってしまったんです。

 

もう終わりみたいな雰囲気になっていました。

 

ところが次の回に相手のミスで1点入りました。

 

するとどうでしょう、急にチーム全体に活気が出てきたんです。

 

そしてその後逆転して勝利。

 

「ダメだって思ったとき」と「イケるって思ったとき」の気持ちの違いがはっきり見えました。

 

子どもたちにはこの「イケる!」って気持ちが大切なんですね。

 

 

 

これって勉強でも同じではないでしょうか?

 

たとえば学校や塾の小テストできっちり結果を出す。

 

小さい勝負かもしれませんが、きちんとやることの大切さを知ることができます。

 

それが大人や親から褒められることにつながり、次へのモチベーションになっていくんです。

 

すると小さい勝負であっても、きちんと結果を出すことが当たり前になっていきます。

 

子どもってこの当たり前が増えることで階段を上っていくんです。

 

そして、おもしろいことにそういう実績をたくさん作っていくと、きちんとやらない友達に対して「ちゃんとやればいいのに」って気持ちが湧いてくるんです。

 

それが成長であり人との違いになっていくんです。

 

 

 

「子どもを褒めることなんてありません」っていうのは、ただ単に親が怠けているだけのことなんです。

 

あるいは「褒めたらいいんでしょ」って褒める理由もないのに褒めていたら、子どもも気づくし親子関係も崩れるし成長だってありません。

 

 

 

1対2になったとたんに急にやる気になった野球少年たち。

 

できそうな場面を親が作ってあげるのも、子どもの自立につながるのではないかと思います。

 

いきなり難しい問題を子どもができるかどうかも考えないで与えるような親になってはいけません。

 

それでいて「おまえが頑張らないからだ」なんて言うのは親として失格です。

 

本当の親であるならば、ただ走らせようとするのではなく、走るためにはどうすればよいかを考え伝えてあげる必要があります。

 

すべてを子どものせいにするのは大人げないと思います。