叱り方と褒め方のポイント | 【三原】智学館 代表兼「親のあり方セミナー」主宰平岡智彰

【三原】智学館 代表兼「親のあり方セミナー」主宰平岡智彰

2010年5月、土日限定の個別指導塾を自宅マンションを使って開校。週3回、4回と増え、2011年4月より週6回指導となりました。毎回の授業後の電話報告で「授業回数と同じ回数のお母様との会話」をさせていただいています。「生徒と親と塾」の三位一体指導がモットーです!

こんにちは!智学館です!

 

2月入会の多くが女子のためか、今月に入って教室内の女子率が急激に高くなっています。

 

昨日の授業でも、途中で満席に近い状態になったときに、女子のほうが多いという智学館開校以来初の出来事が起こりました。

 

そして、21時ごろまで頑張っていたのは女子たちだけという、男子は何やってんだ?って言いたくなる状況(笑)

 

果たして今日はどんな教室風景が見られるのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

では本題に入ります。

 

今回のブログは親御さまにとって重要なテクニックのお話です。

 

叱り方と褒め方をうまくできれば効果は絶大です。

 

でも難しい…。

 

さじ加減を間違えると効果は半減どころかマイナスにもなってしまいます。

 

子どもに「もっと勉強しなさい!」と注意したら逆ギレされバトルになったというのは叱り方のダメな例。

 

一生懸命に褒めたら子どもはしらけて逆効果だったというのは褒め方のダメな例。

 

何がダメなのかというと「抽象的」で「感情的」だからなんですね。

 

テクニックなんですから感情的ではいけません。

 

「目的を達成すべく冷静に、指摘する場合は具体的に」が基本です。

 

確かに難しいと思うし、親子だからなおさら難しいんですね。

 

 

 

でも効果絶大であればどうしますか?

 

私が生徒に指導するときは冷静に叱り褒めるようにしています。

 

プロ意識で対応することを自分自身に言い聞かせながらね。

 

ただ単に感情的に叱ればお互いにわだかまりができてしまうし、それが原因で生徒の成績が上がらなくなりプロとしては失格です。

 

では褒めれば成績が上がるかといえばそうでもなかったりします。

 

生徒たち(子どもたち)は小手先でどうこうできる相手ではないんです。

 

叱るのにも理由が必要で子どもに響くものでないといけません。

 

相手が意味もなく感情的になっていると感じると、子どもは心を閉ざし反抗心に火がつきます。

 

褒められれば気分が良いかといえば、〇〇〇〇から拒絶してしまいます。

 

実に難しいんです。

 

 

 

 

「叱る」とは〇〇〇〇をくすぐる内容を冷静に指摘すること。

 

「褒める」とは自分を評価してくれたと思える内容にすること。

 

本当に難しく心理戦のようなものです。

 

ちなみに〇〇〇〇は何だかわかりますか?

 

正解の方は子どものことをよくわかっていると思います。

 

不正解の方はまだまだ勉強不足です。

 

答えは「プライド」です。

 

子どもたちのプライドを理解することです。

 

少しでも良くなりたいという気持ちがある子どもはターボエンジンを隠し持っています。

 

プライドをくすぐる叱り方をすると、子どものエンジンがターボエンジンに変わり火がつきます。

 

目の前で見たことがない方には想像できないかもしれませんが、目に火が映るほど急加速で伸びていきます。

 

あとは、褒めるが先か叱るが先かの問題です。

 

 

 

私は叱るよりも褒めるを先行することを勧めています。

 

うまく褒めることができれば勉強をする原動力である「やる気」につながります。

 

うまく叱ることができれば永続的に成績を上げることができます。

 

褒めることがないのですが…という質問は愚門です。

 

褒めることを見つけるのではなく、褒めることを作ればいいだけのことですからね。