想いの違い。 | *ふわふわhappy-chiffon*

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お料理も甘いモノも大好きです。出来たら作るより食べていたいけど、かなりの田舎なので作るしか無く…。その中でもシフォンケーキ大好き♡近頃バタバタしていて作ってなかったけど、少し余裕が出来てきたのでシフォンケーキをUPしていけたらいいなぁ♪よろしくお願いします♪

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先月の水曜日に
母が入院してから
思うような生活にならない現実を
実感しました。




先月は本当にバタバタとして
まともに食事を作れたのが…1週間に2回ほど。



これが介護となったら…
どうなるんだろう…と考えながらの生活でした。








今月に入ってからは作り置きを日曜日と月曜日に作り
それをフル活用していたので
慌てずに済みました。



生活のリズムが本当にかわるんですね。



思っていたよりもハードです。





先月の24日に
母が緊急入院となり、
次の木曜日には
抗がん剤の投与が始まりました。


母は緊急入院、となった所為か
余計に覇気もなく
活力も
まるで自分から手放している様に
みえました。



とりあえず初回の抗がん剤は
組織検査の結果を待たずに
母の状態が良くないと判断されての投与です。




この日。


主人と病院に行きながら
自分なりに腹をくくりました。


ちっぽけな決意です。





良い悪いは別として
しっかりと面倒を見ていこうと言う覚悟と
私自身は変わらないでいよう、と。



私までが母に優しく接したら…
悪い方に取られそうで…。






主人にも伝えましたが
私の心配事は二つ。
母のコトと、父のコト。


母は勿論、癌のコト。
組織検査の結果は1週間後。
それまで母の気持ちをこれ以上…下げさせないコト。


だからこそ、私はいつも通りのままに。




そして…

父は過剰なまで今回、母の世話を
甲斐甲斐しくしてました。
だからこそ、入院したからあとは大丈夫だと
思わずに、検査結果が出ていないうちは
最悪のコトを頭に入れて置いて、と伝えておきました。


酷ではありましたが。



父の糸が切れない様にするには
これが一番の様におもえました。


正しいか
正しくないかは…べつとして。


これで大丈夫と伝えて
検査結果が最悪だった場合。
父が耐えられないのではないか、と言う不安がかなりあったからです。



正直…
母の病状は母自身とお医者様にお願いするしか
ないのだから。


しかし父はそうではない。

冷静な私と
冷静では無い父。

母を想う私と
妻を想う父。



見る視線が違えば
想うことも
考えることも
ズレが生じてしまうのは仕方ないコトなのかも知れません。






父が母のコトで頭がいっぱいな分、
病院の手続きから準備、
両親のお店のこと、
母の友人や知人の対応は全て私となりました。




父の英気を養うつもりで
外食に連れ出した時にも
母を思って…


いつも喧嘩ばかりしていた父が
人目を憚らず泣く姿に…



胸が痛かった。




心配している父に対し酷な言葉で緊張の糸を張らせたままにしているから。


しかしその冷静な態度に父から
お前は冷たいな…と言われたことが…


衝撃でした。





どんな気持ちで最悪なコトを考えておけ…と言ったんだ、と。





母の病状が良いとも…
悪いとも…
私が言えることは正直ありません。


見た目からすれば
かなり悪い様に見える。

写真でお見せできませんが…。

でも、日本人の2人に1人が癌を患う今…


治るであろう、と思う部分もかなりを占めていました。

そう、私自身はどこかで
楽観視していたことも否めません。








でも、癌に関しては
多少楽観視してはいたものの
母のモチベーションは



最悪でした。


前にも述べている様に
自分から手放している様に思えたからです。



コミニケーションを取ろうにも
目を瞑り頷くだけ。
気力というものが全然感じられない状態だったのです。



担当医の先生がおっしゃて下さったことも
耳に入っていない様に感じました…。


父とのその会話は
たまたま母のコトを知った方が家を訪ねて来てくれて
声をかけられて終わりましたが


父の中では
私の冷静過ぎる態度に対して燻っており…


私は私で
表現しにくい感情がグルグルと
巻いたままとなりました。



同じ方向へと向いているはずなのに
想いの違い…


温度差というものが
じんわりと感じた出来事でした。