名前のない怪物 2
身体を夜風が凪いでいく。
身体を覆う鎧がポロリ、ポロリと剥がれていく。
身体が一歩また一歩、歩くたびに軽くなっていく。
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大きく白い月が姿を隠し始め、暗闇が白く青く変化していく。
眩しくて、目が開けられない。
見慣れた暗闇が消えていく。
恐怖で足が竦んでしまう。
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怪物は蹲る。
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怪物は頭を項垂れる。
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怪物は身体を抱きしめた。
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赤い太陽が空高く昇る。
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身体が熱くて熱くて火照ってくる。
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ますます怪物は身体を小さくした。
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