おカエルなさい
もう九月も中旬になるというのに、夏からのカエルコールは変わらない。
旦那サマから帰るコールなんて一度も頂いたことはないけれど
毎日、いつも、帰るとおかえりなさいと迎えてくれるモノがいる。
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無言ながらいつも門で待っていてくれる。
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ああ、邪魔だわ。
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ああ、潰してしまいそう。
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ああ、増えてる。
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幾多の苦悩を得ながら、わずかに嬉しいような気もしなくもない。
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たとえ、カエルであっても。
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アルミサッシの門をガラガラと開けようとすると、カエルがひょこりと
現れる。
閉めようとしてもゾロゾロと現れる。
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カエルも慣れたもので、潰されることはないと高をくくって
逃げる足ものろのろだ。
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鍵穴にぎっちり詰まっているカエルを見ると、見ない振りをして
閉めてしまいたい衝動にかられるのも仕方がないはずだ。。。
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しかし
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普段、おかえりなさい~なんていわれる立場にないので、
爬虫類でも
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ふふふ、なぜか可愛く見えてしまう。
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