モノを捨てること
今の世の中はモノが溢れている。
いろいろなものを知り、いろいろなものをもつことが出来る。
しかし、いろんなことを知り、得ることはいろんなものを捨てることと同義かもしれない。
なぜなら人の腕は二本しかないから。
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多くのものを手に入れてもいろんなものを捨てなければいけない。
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捨てること、物を壊すこと、モノを燃やすことは、楽しい。
いろんな思いや思い出、そのときの心、囚われていた心を捨てることが出来るから。
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新しい希望を得ること、新しい明日、新しい想いを抱くことが出来るから。
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飽食の時代に生まれ育った私は、これからどこへ行くのだろう。
溢れたモノに急き立てられ、多くのものを壊し、色々な想いを捨て。
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捨てられないなら手に入れなければいい?
捨てるなら手に入れなければいい?
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人として生まれて、数多の誘惑から逃げる術を見出すことは必然か。
私は強欲だから、きっと手を出してしまう。
誘うその手を取るだろう。
取っては捨て、捨てては新しいものを欲しがるのだ。
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どうせいずれは捨てることを知っているのに。
どうせ捨てさせられることを知っているのに。
どうせ捨てられることを知っているのに。