食堂でのんびりしているとナースさんが来たのでお部屋に戻れるのかと思ったら…


『黄疸が酷くなったので転院できる病院を探しています。見つかり次第搬送しますので今からお父さんに来てもらえますか?どのくらいでこれますか?』と。


私と同じ職場、電話すればOKがもらえるはず。


携帯を手にNO.を押す。


自宅と番号が似ているので覚えている。


冷静なつもりだったが動揺しているのか自宅にコールしてしまった。


深呼吸して落ち着いて職場に電話。


混線でナースステーションに繋がった;


良くあることなので冷静に事務に繋いでもらうようにお願いした。


呑気に『おめでとう』なんて言われたが


今日はTopがいたので話が早い!


傍に偶然いた旦那に『すぐ帰りなさい』と言ってくれた。


『30分位で来れると思います』


ナースさんに伝える。


とにかくWお母さんに電話しなきゃ。


家が近い義母に伝えると今からすぐ行くからと。


お母さんは少し遠いし、きても姫ちゃんいないから無理してこなくていいって言ったんだけど来るということなのでOKした。


しばらくするとナースさんが『お母さんの血液が必要になるかもしれないから採血させて』と食堂にやってきた。


すぐに採血しに行った。


『後で先生からの説明があると思うけど、とりあえずお母さんは昼食食べてきて』とナースさんに言われたので食堂へ戻る。


マッサージの予約が13時からだったので間に合わないかもと連絡を入れた。


13時半くらいまでなら遅れても大丈夫と言ってくれた。


お腹空いてない気もするけど食べとかなきゃいけない気がして次々と口に放り込む。


味なんてわからないけどとりあえず食べた。


途中で知り合いのママさんが『合席いい?』と聞いてきたのでOKした。


そのママさんは3人目を出産。


搬送されるって話をすると『うちの上の子も産まれて入院してたから赤ちゃんには良くあることだよ!』と励ましてくれた。


しばらくするとまたナースさんが来た。


『食事中で申し訳ないけど、搬送するからお見送りきて!』


食器を下げて急いでエレベーターに乗る。


2基あるエレベーターのうち1基は姫ちゃんのために専用になっているという。


食堂は7F


『間に合うかな;』


ナースさんが言う。


3Fの新生児室に着くと今、1Fに下りたと言われ後を追う。


全身痛いけどそんなこと言ってられない。


よくTVで見るような、手術室に向かう担架を追いかけるような気持ちで走った。


病院の出口前でようやく追いつく。


保育器に入り、目隠しされ裸でたくさんのコードに繋がれた姫ちゃんがいた。


『私たちの病院は設備がしっかりしているので安心して下さい』


医療センターから来た主治医になる先生が状況を説明してくれた。


光線治療をしながら搬送できるBABY専用の救急車を持っている病院らしい。


先生にお願いし、姫ちゃんと別れた。


車体にBABYと書かれた少し変わった救急車に乗せられ搬送されて行った。


家族は一緒に乗れないらしいので旦那は一足先に電車で病院に向かっている。


ピーポーピーポーと音が遠ざかっていく…


姫ちゃんごめん。


がんばってとしか言えない。


私は何もしてあげられないんだ…


取り残された感じがした。





記録として。

☆★Babyちゃんとおうちで内職★☆-201105071529000.jpg

・華風ハンバーグ

・さつま芋の煮物

・ポン酢おろし和え

・卵スープ