リコネクション(R)/透視リーディング [chieX] blog


岐阜の恵那の実家のそばを小さな川が流れています。そこでは毎年、蛍が生まれ飛び交います。一時期、蛍のえさになる「カワニナ」(稚貝)が絶滅しかけた時があったそうです。地元の人々が河川をきれいにし、周りの森を含めた自然環境を育くみ、ホタルが自然に殖えて飛ぶようになりました。

今年も「蛍まつり」が毎年、地元のイベントとして開かれ夜には飛び交う姿が見られます。 もう二十年以上前、義父が出張で東京に来たときに、虫かごにいっぱいの「ホタル」をお土産にもってきてくれた事がありました。都会育ちの「孫」たちに「ホタル」を見せてあげたい。そんな気持ちでしょうね。義父からの「土産」を、その夜、夫が抱えて帰ってきました。団地住まいの狭い部屋の灯りを消し、子ども達には内緒にして「さあ、何でしょう!見てごらん。ほらあ!」 (効果音ラピュタ。洞窟で飛行石が光る時の)

見る見るうちにお部屋いっぱいに「ホタル」が点滅し始めます。サプライズ。子どもたち呆然。
そして「わ~凄い、綺麗」一瞬にして星のまたたく銀河空間。親子四人でしばし幻想世界に浸りました。
翌日。悲しい現実。八階のベランダにホタルの屍骸。「交尾」しても行き場のないホタルたちの短い命がそこで尽き果てていました。急に申し訳なさと、子どもには見せちゃいけない気分になったのを覚えています。一瞬の感動とはいえ、生息場所でこそ命を終えることが望ましかったのですね。

その年の夏だっけかな?
アニメ映画「ほたるの墓」が上映されました。わたしたち家族は鑑賞しながらも。全員。わ~~んわ~~んと泣きました。「おにいちゃん。なんで蛍すぐ死んでしまうん??」この台詞で。きっとみんなの胸に同じ思い。。。ちょっと懐かしい思い出です。また蛍の季節がやってきます。恵那の家のまわりの田んぼは一瞬の命の輝き、ラブラブ光線がゆっくりと円弧を描きます。ほたる舞です。


※ 昨日、若くして亡くなった弟&義理の妹の法事を無事に終えました。命は一瞬のきらめき。
  ふと蛍が思い出されました。2009年6月記事に加筆再掲です。