こんにちは。娘ちゃん@2歳と特別養子縁組で家族になった、ゆきみのです。
桜が満開となった頃、久しぶりに会う人達とお花見をしてきました
1人はYちゃん。
そしてもう1人は、男性のOさん。昔、仕事で出会ったメンバー。今は大きくいえば同じジャンルのお仕事だけど、一緒には仕事してない…みたいな距離感なんですが、気づいたらこの3人で、よく山登りとかアウトドアで遊ぶようになってたんですよねー
で、Yちゃんには特別養子縁組の事は伝えていましたが、Oさんには言ってなくて…。Oさんは既婚者ですが、私と同い年で、子供がいなくて。単に言うタイミングがなかっただけなんですが、状況が我が家と似ているので、伝えてもいいかなぁと思ってました。
久しぶりに待ち合わせ場所で再会した第一声が、「ゆきみのさん子供いるんっすね」
そう、最近、インスタにちらちら娘ちゃんの写真をアップしてるんです。でもYちゃん曰く「うま~く隠してる」そうで…顔出しはしてない、他の子供と一緒に映ってる、文章では子供の事には触れていない…。わかる人にはわかるって感じにしてるんで、狙い通り
で、最近の投稿を見たOさんは、よくある「子供が産まれました」記事があったっけ?と、私の過去記事を全てチェックしたそうですなにそれーと、大笑い。が、そんな記事はなかったから、いつの間にーって思ってたんっすよねー…ですって。
会って早々にそのネタになったので、言うタイミングもなく、その後スーパーで買い物したり、花見場所を探したり…している間も、ちらちら娘ちゃんの事を聞かれました。どうやら私、不妊治療をしてる事も言ってたみたいで「だから、コロナ禍で会ってないうちに、うまくいったんだなーって嬉しかったんですよー。今日、連れてきてくれるかなーって思ってたのに」なんて嬉々として言われると、なんだか申し訳ない気持ちまで生まれちゃった「子供いると、子供中心になるからね。今日は久しぶりに、大人だけでのんびりしたくって」と返しました。
花見場所は、鶴見緑地公園。桜の真下ではなかったけど、素敵な景色を眺めながら、3人で乾杯しました
そこで言われたんですよね。「ゆきみのさん、お酒は久しぶり?母乳で育てたんですか?」って。ここだと思って、「いやー私、産んでないんだよねー。特別養子縁組で迎えたから」って。もちろん、「えどういう事」って反応でしたよ
そういう法律があるって事、戸籍上は私達の子供だって事…かいつまんで話しました。そして、隠しているわけじゃないけど、この業界の人に知られたら色々と面倒くさいから、言ってない事も。
「そうなんっすねー…あーだから、子供産まれました宣言がなかったのかー…」って一言の後、特にそこから掘り下げて聞いてくる事はなかったです。気を遣わせちゃったかなその後、お酒片手に5時間ほど、綺麗な花を愛でながら、3人でのんびり過ごしました。
で、お酒が入ったYちゃんは「学生時代の友達とか、もう結婚して子供がいる子ばかりだから、当時の集まりに行くと子供の話ばっかりされて入れないからつまんないだから、もうそういう集まりには顔を出さない」って言い切っていて。Oさんも、うんうんって頷いてました。
私も、その気持ちはよくわかります。だからこの日も、2人と共通の知り合いである主人や娘ちゃんもスケジュールは空いてたけど、誘わなかったんですよねーそして、Yちゃんと遊ぶ時、娘ちゃんの話は振られるまではしません。気を使ってる…ってわけじゃないんだけど、自然とそうなってるのは、自分も同じ立場だったから、でしょうね。
そういう意味では、あの子供がいなかった日々で自分の中の引き出しが増えたんだから、意味はあったんだなー
同じ立場だから、もしかしたら特別養子縁組に興味があるかも…と思っていたOさんでしたが、「子供がほしい」とか、そんな言葉は聞いたことがなくて。私も子供の事は、自分から聞きませんしね。そしてこの日、特別養子縁組の事を伝えても、詳しく聞いてこなかったという事は、子供を持つ人生に興味がないんだろうな、ときっかけは私が与える事ができても、それを拾うか拾わないかは、本人次第なので…。
大切な事はお伝えできたし、綺麗な花を愛でる事もできたし、とっても有意義なお休みの日を過ごせたのでした
そして、帰宅した私を「母ちゃん、おかえりー」って迎えてくれる娘ちゃん。そうそう、この切り替えが、私にとってとても大切もうこんなイライラを経験したくないので…
時々は、家族と離れたこんな時間も過ごさなければ、ね