こんにちは。特別養子縁組で娘@1歳2か月と家族になった、ゆきみのです。
先日、シンガポールから懐かしい親子が遊びにきてくれました
息子T君に初めて会ったのは、彼が10歳の時。あれから15年がたち、25歳の立派な青年に成長してました
それまでシンガポールのシティしか知らなかった10歳の少年が、インドネシアの大自然に触れて、主人が案内した海の中、ワルンで食べたローカルフード…全てに刺激を受け、それから何度も遊びにきてくれました。時にはこちらがシンガポールに行って会ったり、日本で会ったり。
彼は幼い頃からバイオリンを演奏していて、今や世界的に有名な、海外の某音楽大学に籍を置いてます。そうしながらシンガポールのゲーム会社にスカウトされて就職して、中国でめちゃくちゃ流行ってるらしいオンラインゲームのテーマソングを作曲したり、ヨーロッパの会社ともフリーランスとしてお仕事してて、かつオーケストラにも所属して…と、時差を活用しながら活動しているから、睡眠時間が足りないらしい
日本では知られていないけど、世界的に活躍する音楽家に成長した彼の事、その少年時代を知っている者として嬉しく思っていたんですが…お母様がね、今回の帰国前に、こっそりメールで教えてくれたんです。ちょっとそれが嬉しかったので、忘れないように書いておこうっと
「Tの作曲家としての今を支えているのは、ゆきみのさんご主人に見せてもらった海や山、indonesiaでの経験や見たものが大きく影響しているそうです。オーケストラを使って壮大な音楽を書くと定評をいただいて仕事を沢山もらえているのは、ゆきみのさんご主人無しではあり得なかった…らしいです。あのコは勝手に、ゆきみのさんご主人の背中を、お父さんのように見ているようです。本当にかっこよく、尊敬できる人生を生きるお手本、とまでTに言わせる程の存在だと…。お2人には本当に感謝です。」
このメール見て、「ヤバイ、今や普通にサラリーマンのおじさんやで」と、慌てていた主人です
っていうかね。10歳の頃の経験が、彼の礎になっているって事に、驚いたんですよもちろん今の彼を作っているのはそれだけじゃないけど…でも子供時代に経験した事は、やっぱり無駄にはならない。それがわかって、娘ちゃんにもね、今からいっぱい、色んな経験をさせてあげたいなぁって思ったのでした
再会は、T君たっての希望で、焼肉そして数年前に案内した大阪の焼肉屋が「人生で1番美味しかった
」そうなので、今回もそちらにご案内しました
もちろん、娘ちゃんは実家でお留守番です。主人は連れていきたがったけど、せっかくの美味しい焼肉…炎の近くで肉を焼いてるそばに、娘ちゃん抱えて必死になってる自分が想像できて、お断りしました娘ちゃんの紹介は、また次の機会に、ゆっくり
25歳になったT君は、日本語は喋れるんだけど、ちょっと幼い喋り方なんですね。そして中身は外国育ちらしく感情表現豊かな少年のままだから、もう可愛くていや、外見は立派なおっさんになってきてるんですけど
昔話や今の事、仕事の事、友達の事…。たくさん話してくれました。そして、その中で言われたびっくりした話
「大学で日本人の女の子の友達ができて、思ったんやけどね。お母さんが僕の為に色々してくれるのは、お母さんだからだって思ってた。けど、違うんやね。日本人は、みんなしてくれるんだよだから僕は、日本人と結婚したいって思ってる
」
いやいやいやいや、私日本人やけど、何もしませんよ色んなタイプがいるよってフォローしておいたけど、ただでさえ自己主張が強くないとやってけないアーティスト集団。そして我が強い外国人の中で生きていると、日本人ならではの細やかさとかに惹かれるのかなぁ
なんにしても、T君の今後の活躍が、ますます楽しみそして、女手1つで、しかも異国の地で、息子をここまで育て上げたお母様にも、拍手
次はどこで再会かな?楽しみにしています