以前、玄関付近の基礎コンクリートに
おかしな痕跡が出ていたので
床下にもぐったり
グルリ周辺を入念に観測してもらうと
あれ？
玄関と浴室側の壁に変な痕が・
触ると温かい。
さすがプロ。観察力が優れている。
どうもこの壁向こうに
温水と清水の立ち上がり管が配管してあって
その付近の温水が漏れている感じ。
でね．．．
このシャンプー類を置いているへこみ部の周辺壁が
構造体とは別の隙間を作って配管が収められている。
要するに
この壁を壊さないと配管の取替はできない。
部分的に最小限で壊して故障部位だけ直す手もあるが
この温水配管は過去、屋外のエルボで破断した前科があるし
信用が無くなっている。
温水配管は
１００℃近いお湯が急に通ったかと思えば
そのまま冷えて冬は地面と同じ温度になって凍結寸前に
そして、またいきなりお湯が通ってと、
ヒートサイクルは激しい。
また、昨今、水道栓がレバー式の物が普及して
ウォーターハンマーも激しいし。
きちんと水道管を取り替える必要があるだろう。
そうなると
浴槽も一度外さないと屋外への配管ルートも触れないし。
浴槽を外すとなるとタイルは当然壊れ
浴槽下の土間コンや排水管も壊さないといけないし。
ほぼ、風呂場を全壊やな。
なのでいまま
どうせ壊れてしまうので
気付いていた懸念がある部位も問題解消へ。
まずはこれ↓
ライティングファンというものだ。
真ん中の茶色の四角いガラリが換気扇で周りが丸型蛍光灯
代替品は無し。蛍光灯も管球の供給（市販）は、
しばらくするとなくなるだろう。
灯具を換気器具の別位置での取替が必要となっていた。
つぎはこれ
ひびが入って直ぐに黒カビがヒビ割れを浮き立たせる。
ミサワの家は木質パネル構造で
コンクリートは基礎と土間以外ない。壁にも当然ないが、
木質パネルの上に化粧でタイルを貼っている。
地震とかの揺れに対し
木質パネルは撓むがタイルは固いので当然ひび割れる。
当時の設計の甘さ。
内部の防水層（遮水シート）があるので
直接の不具合にはならないが
いろんなところが割れて隙間に水が介在し
カビの温床になるので良くない。
タイルはやめて頑丈なパネルに取替じゃ！
最後にこれ。
浴槽の表層コートにピンホールが空いて錆が出始めた。
早晩、浴槽には穴が開くだろう。
浴槽も取替じゃ！！
そんなこんなで
漏水修理が
浴室リフォームになっちまった。
ＶＰ管（塩ビの耐熱管）の取替だけなら
材料代で千円くらいで済むとところ、をね。
結局、ミサワお抱えの．．．
ＴＯＴＯのシステム（ユニット）バスルームになる予定。
粗見積もりを出してもらって細部を詰めている現在。
この際だからと美装や勘合部の美しさを求めがち。
お金がないわけではないが
計画外の突然の支出だし、しんどくないわけではない。
いや、正直、結構しんどいぞ。
機能を求めるとそこが故障の原因になるので
自動湯張だの○○水栓だの○○灯だの○○換気だのは
却下。
この混合栓は、まだ１年半しか使ってないので流用するつもり。
ＴＯＴＯの「ユニットバスに
ＩＮＡＸ（ＬＩＸＩＬ）の定量止水栓！！(笑)
質実剛健にシンプルに（貧乏に）
作業に対する報酬をケチるのは良くないが
不要な付帯工事を削って臨もうとしている。
それでも現在、見積もりで１５００Ｋ円くらい（税込み）
塩ビ管１Ｋ円が．．．
次は工事仕様が決まって着工したら
綴ってみようか。