- 別れの後の静かな午後 (中公文庫)/大崎 善生
- ¥540
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正直、買うつもりのない本でした。
私、短編集が苦手で。
新しい話が始まる度に設定が変わるでしょ?
当たり前だけど。
その設定が見えてきて、
人物達に興味が湧いてくる頃に終わる。
すごい短い間にそれが繰り返されて、
一冊読むのに何かPOWERを使う。
でも、大崎さんらしい、緩やかな話ばかりで。
時々はアリかなって思いました。
大崎さん限定で。
6本の短編が掲載されています。
どの話の主人公も
女からみれば少しつまらない男かもしれません。
自分の中のこだわりはちゃんと持ってるのに、
はっきり言葉にしない。
そのせいで終わる恋。
その優しさで始まる恋。
何気ない瞬間を描いてるのかもしれません。
大崎さんは私の好きな60年代の話や、
『パイロットフィッシュ』などの
ものすごい切ない話を書いていて、
とても好きな作家さんの一人です。
少し大人っぽくて、
セピア色になった古い写真を見ているような、
そんな気分になるのは
私だけでしょうか・・・?