『カスタム・チャイルド』 壁井ユカコ | chiepuさんのブログ

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カスタム・チャイルド
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完全に囚われてしまいました・・・。



遺伝子工学が発展し、

子どもの容姿・性格などが『デザイン』できる仮想現代が舞台です。



人をカスタマイズできるってどうなんだろう。


自分が運動できなかったから、

子供に体操教室通わすとかの究極版。

生まれる前から運動が得意な子になるように、

を遺伝子組み替える。


それができてしまうと、

多分生まれて来た子には過度の期待をする。



その『過度の期待』に答えられないからと捨てられた倫太郎、

親の好きなアニメキャラクターの実体化として作られたレイ、

遺伝子工学を拒絶する親から生まれた清田。

3人の出会いは良かったのか・・・。



3人はそれぞれどこか歪んでいて、

でもとても好きなキャクター達でした。


だからそれぞれでいいから、小さくてもいいから、

幸せになって欲しいと思ってました。


こんな言い方はネタバレになるのかもしれないけど、

これって、

3人共、幸せじゃないですよね。


親の代でしてきた罪は

その血筋が途切れるまで消えないのでしょうか。




この本は数日をかけて読んだんですが、

読み出すとすぐ入り込める、

世界観のある話でしたが、

その分入り込みすぎました。


まさに、『囚われ』です。


昨日読み終えてからずっと、

倫太郎の選んだ道は間違ってなかったのか、

もっと道があって、もっと違う結果があったんじゃないか、

そんな事ばかり考えてしまってます。


ひさしぶりです、こんなに引きずるんわ。




現実にの現代、

精子の売り買いだけでなく、

卵子も売り買いできたり、

遺伝子組み換えの食べ物があったりします。

多分倫理観とかでこんな世界有り得ないですけど、

実はできん事ないのかもしれない。


すっごい近い隣にある

仮想現代の話、

ちょっとハマリますよ。





きょうは大晦日ですね。

みなさん、よいお年を。

来年もよろしくお願いします。