- 冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)/辻村 深月
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- 冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)/辻村 深月
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読みきったぁぁぁぁぁ。
この本、かなり面白い。
でもゴツイ。
多分、3~4冊分はある。
透析中、片手で読むのは結構苦労したわ。
主な登場人物は8人の高校三年生。
しかもセンター試験1ヶ月前。
ある雪の降る朝。
昨日の続きの朝。
いつもと同じように学校へ登校すると、
そこには自分達8人だけ。
この8人はある出来事がきっかけでとっても仲良くなった8人。
そして、校舎がおかしい事に気づく・・・。
活発で頭のいい高校生のようで、
それぞれが人には言えない悩みみたいなものを抱えてる。
8人の抱えてるものがていねいに書かれています。
だから思い入れもします。
性格的には私、深月に近いかも。
でももう若くないから同じにはならないけど。
でもやっぱ、みんな好き。
基本みんないい子だし、
進んで誰かを傷つけたり、いじめたり、
そんな『黒いトコ』があるわけではありません。
結果的には・・・ですが。
そして、どうしても頭に残ってるのは
この子達の教師・榊。
こんな先生って羨ましい。
で、こんな人になりたかった。
多分、誰もが一生で一度は経験する悲しみと、
取り返しのつかない後悔を知ってるのに、
教え子達の足元にある石ころを必要以上には取り除かない。
躓く事の大切さを知っている。
そんな人なんじゃないかと思いました。
そんな人に憧れるんですよね。
こんな風に書いてて、
本当にこの登場人物が好きなんやなぁって思います。
で、辻村さんの本も好きやなぁって思うんですよねぇ。
次は『子どもたちは夜と遊ぶ』を購入せな。
『冷たい校舎の時は止まる』、オススメ。
分厚い本ですが、読み終えた後の爽やかさと物悲しさ、
ぜひ感じてもらいたい。
私もいつかもう一度読み直したい。