『冷たい校舎の時は止まる』 辻村深月 | chiepuさんのブログ

chiepuさんのブログ

好きなことを好きなように、ぽよ~んと綴っている日記

冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)/辻村 深月
¥860
Amazon.co.jp

冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)/辻村 深月
¥860
Amazon.co.jp

読みきったぁぁぁぁぁ。

           

この本、かなり面白い。

            

でもゴツイ。

           

多分、3~4冊分はある。

     

透析中、片手で読むのは結構苦労したわ。

   

      

         

主な登場人物は8人の高校三年生。

しかもセンター試験1ヶ月前。

  

ある雪の降る朝。

昨日の続きの朝。

いつもと同じように学校へ登校すると、

そこには自分達8人だけ。

この8人はある出来事がきっかけでとっても仲良くなった8人。

 

そして、校舎がおかしい事に気づく・・・。

  

活発で頭のいい高校生のようで、

それぞれが人には言えない悩みみたいなものを抱えてる。

8人の抱えてるものがていねいに書かれています。

 

だから思い入れもします。

  

性格的には私、深月に近いかも。

でももう若くないから同じにはならないけど。

  

でもやっぱ、みんな好き。

  

基本みんないい子だし、

進んで誰かを傷つけたり、いじめたり、

そんな『黒いトコ』があるわけではありません。

 

結果的には・・・ですが。

   

    

そして、どうしても頭に残ってるのは

この子達の教師・榊。

  

こんな先生って羨ましい。

  

で、こんな人になりたかった。

   

多分、誰もが一生で一度は経験する悲しみと、

取り返しのつかない後悔を知ってるのに、

教え子達の足元にある石ころを必要以上には取り除かない。

躓く事の大切さを知っている。

そんな人なんじゃないかと思いました。

そんな人に憧れるんですよね。

  

  

こんな風に書いてて、

本当にこの登場人物が好きなんやなぁって思います。

 

で、辻村さんの本も好きやなぁって思うんですよねぇ。

    

次は『子どもたちは夜と遊ぶ』を購入せな。

        

『冷たい校舎の時は止まる』、オススメ。

  

分厚い本ですが、読み終えた後の爽やかさと物悲しさ、

ぜひ感じてもらいたい。

   

私もいつかもう一度読み直したい。