舞踏の稽古が始まる
先日
神聖舞踏メンバーと
打ち合わせのとき
玲子ちゃんから
〝千恵ちゃんも稽古しといてね〟
と一言いわれ
ドキッ❗️とした
しばらくぶりの胸がざわつき
なんだろう?!と深く観ていく
すると
〝わたしも踊りたい〟
って言うのが出てきた
前回の舞踏公演の時も
出演するかどうかというシーンがあった
でもその時は
眼を怪我した後でもあり
それを理由にサポートに回った
でもその時のわたしは
まだ舞踏と向き合えなかった
怖すぎた
でもほんとは
胸がざわついている
その自分を見ないようにしていた
東京であった
写真家のmioの個展に行った時
舞踏家の〝むつみねいろ〟の
踊りを観て衝撃を受け
寝ても覚めても
舞踏があの踊りが頭から離れず
2日後〝むつみねいろ〟門を叩いた
それはほんとにドキドキで
いつもの私だと絶対行かないやつ
でもそこに向き合おうとすると
ものすごい恐れを感じる
その恐れに相反する
抑えきれない胸の高鳴りで
どうにかこうにか
扉の前まで辿り着いた
それでもまだ
このまま帰ろうかどうしようかと
迷っている
扉の前をウロウロしながら
頭ぐるぐるしながら
ひとつの答えを導き出した
〝とにかく扉を開けることに集中する〟
まだ起きてもないことを
あれこれ考えてもどうしようもない
バン!
〝何しに来たかわからないけど
とにかく来ました!〟
〝いやいや、一応舞踏研究所だから〟
〝ですよね😅〟
というねいろさんとのやりとりが
今でも鮮明に浮かぶ
写真 : 澪_mio serizawa