今日、うちの近所でクリスマスパレードがあったので、出かけた。


出かけたら、ちょうどパレードが始まっていて、私は通りの角に立って見ていた。


すると、「日本人ですか?」と聞いてくる人がいた。


周りを見渡すと、女性の人が立っていた。


「はい」と返事をすると、彼女は自分のことを語り始めた。


聞くと、カナダに移民したいとのことだった。


なぜ、カナダに住みたいのかを聞くと、日本に居るのが苦痛で、価値観が古いとか、真似事文化が嫌いとのこと


だった。


じゃ、住むための準備を何かしているのかと聞くと…そうでもなくって


滞在ビザを何度も申請していて暮らしているらしく、学校に行って勉強している様子でもなかった。




私は正直言って、何だかすっきりしなかった。あまりにも無計画というか、何かから逃げるために来ているだけじ


ゃんって思ってしまった。


まぁ彼女の人生だから、彼女が納得の行くように時間もお金もかけて決めればいいことなのだが。



他国で生活することは並大抵なことではない。


私も最初は彼女と同じことを思っていた時期があった。カナダに来たばかりのとき、日本に居たときとは違う開放

 

感を感じた。本当の自由がここにあるって思った。でも、時が過ぎ私は日本の儒教的な価値観や考え方から逃


げていたことに気づいた。


でも、今は日本人で良かったなぁと心から思える。


それは、私が出会った人たちが、私にとても親切にしてくれるからだ。必要なときに情報をくれ、つたない私の英


語を真剣に聞いてくれ、そして、何よりも日本のことを好きと言ってくれる。それが、一番嬉しい。


彼らを通して、私は自分が生まれ育った環境や、価値観、文化を受け入れることができたのだ。


だからこそ、ここに住みたいって思える。 


みんな違って、みんないい  がここにある。




こういう私に育ててくれた両親に本当に感謝している。


そして、私の生活を支えてくれる彼にも、心から感謝している。