３月１１日・・・
６年前の３月１１日
忘れるわけがない
忘れることなんてできない
あんな強烈な光景を、忘れようとしたって、ずっと心の奥底に留まったまま
忘れることなんて出来るはずがない
まさか同じ日本の国内で起きている出来事だなんて・・・
TVの画面から流れてくる光景を、とっても信じられない気持ちで観ていた
あの時間、私はまだ仕事中で、外部の人から「TVを点けて観てみなさい」と、教えられるまで
普通にいつもの日常の最中だったのに・・・
初めて聞く名前の町がTVに映る
渦を巻くように大量の水が、車や建物や色んな物を飲み込んでいく
同僚達と「うそでしょ？」「現実なん？」「映画じゃないんだよね？」
「今・・・起こってるんだよね？」「どうなってるの？」
「現地の人たち大丈夫なん？」「信じられないね」・・・
口々に呟く・・・・
自分達は・・・なんだか違う世界にいるようで・・・
時間が進むにつれて、なにも起こっていないここ岡山で
大変に申し訳ないような感覚に思えて
でも、阪神淡路の震災が思い出されたりして・・・
なんだか、暫く何日かは複雑な気持ちだったように思い出す
何ができるか、どうしたらいいのか
特に当時、親しい知り合いが被災地にいたわけじゃないけど
（社員で一人、東京へ研修に行ってた男性が無事で帰ってきましたが・・）
出来るだけ、一人でも命が無事であるように祈るしかなかった
あれから６年
今、残された現地の皆さんは歯を食いしばって、この６年を過ごしてこられたことでしょう
一人、一人境遇や環境が変わり、心の傷だって、あんなに悲惨な出来事で簡単に癒しきれていないと思います
なんにも起きていない岡山で、何を言っても説得力は全くないかもしれませんが
どうか、今まで堪えてこられたことが、早く報われますように
一人でも多くの人が幸せでありますように
これからも祈っています