最近見たテレ東の番組だったのですが
往年の歌手の方々の、一番売り上げの多かった1曲を挑戦者が歌って
またご自身が同曲を歌って点数を競う、なんて番組がありました
採点するのはカラオケの機械です
今や普通に使われてますが、あれって譜面通りに歌えば点数が良いですよね
で、持ち歌を歌う方が点数がいいだろうと思うでしょ?
ところが・・・挑戦者の方が点数が高い確率がめっちゃ多かった
まぁ挑戦者は、日頃カラオケで練習してるでしょうからね
おまけに歌のうまい挑戦者ばっかりだった
例えば、沢田知可子さんの『会いたい』を友近さんが歌ったんです
よく、ものまね番組なんかでも友近さんはうまいなぁって思っていたのですが
なんと93点越えをしてしまった
で、本家の沢田さんが後から歌ったら・・・91点台だったんです
二人とも90点は超えてたけど、本家を挑戦者が越えちゃう・・・
本家の方は、自分流にちょっとアレンジしちゃってるので本来の音符から少し外れちゃってるパターンが殆どなんですねぇ
2時間ほどの番組でしたが、私は見ながら
『なんだかフィギュアの試合みたいだなぁ・・』なんて内心、思ってました
カラオケ機械の採点は『テクニカル・エレメンツ』
そして歌い手の方が感情を込めて場を盛り上げて歌うのは『プログラム・コンポーネンツ』
会場の評価より機械の評価が高い・・なんとも、納得いかない場面が多かった・・(その点で番組は笑いを取ってましたが)
最たる曲が松崎しげるさんの『愛のメモリー』
挑戦者は水木一郎さんだったのですが、会場の雰囲気は松崎さんを絶賛
しかし・・・機械は水木さんの評価が上回った・・・(ちょっとの点数差でしたが)
場を盛り上げる為に、小節よりちょっと長く伸ばしたり、ちょっとずらしたりしたら評価につながらない・・
なんだか『テクニカル・・』の方を重要視だなぁ・・・なんて、思った私です
いえ、な~んとなくですが
スケートは血の通ったジャッジを、切望します