今年の2月

 

アメリカユタ州にある

ソルトレイク空港の出口で

私と息子は

3時間待ちぼうけ。

 

小雪もちつく

マイナスの世界。

 

それから1時間後

 

私の18歳の時の

ホストファミリーのパパが

車で迎えにきてくれた。

 

83歳

 

彼がガンで余命が短いと

1度しか会ったことのなかった

孫の一人から

偶然知ることになり

 

数日後には

飛行機に乗っていた。

 

 

高校卒業まで

 

外国人や英語は

 

テレビや映画の中の世界。

 

ベストヒットUSAで見る

アーティストたち。

 

私の生活圏では

全く縁がなかった。

 


 

 

そんな世界を

この目でで確かめたくて

バイトでお金貯めて

 

なんとか

8週間

ホームステイしながら

語学学校に通った。

 

 

 

30年以上前のこと。
 

 

 

いざ行ってみると

 

英語が通じないし

ホームシックにももやもや

 

自分の意見のなさに

本当に情けなくなった。

 

私って

これまで

何してたんやろうタラー

 

 

 

今と違って

 

完全に日本から

家族から 

友達から

 

遮断された世界。

 


 

 

シャイな

ホストファザー

 

社交的な

ホストマザー

 

そして反抗期の

17歳のホストブラザー。

 

 

彼らが

ここまで私の人生に

影響を与えることになるなんて

 

あの時は

夢にも思わなかった。

 

 

あのとき

 

アメリカに行ってなかったら

 

私の人生

どうなってたんだろう。

 

 

 

人生は 

 

一期一会