先週、今週と、合間を縫って三本の仲間の舞台を観に行きました。


マームとジプシー「cocoon」
今日マチ子さんという漫画家さんの作品の、舞台化。
舞台は大戦下の沖縄、ひめゆり学徒隊をモチーフにした女子学生たちの物語。
舞台一面に敷かれた砂や、随所に出てくるカメラの演出、この団体の特徴であるという何度も色々な角度からシーンを繰り返す手法はそれだけでインパクト大でしたが
それらの演出の中で、どんどん翻弄されていく役者さんたちと、役としての、少女たちの試練が重なって見えるようで。
不思議で、でも印象に残る作品でした。
こういうやり方もあるんだなぁ。って。

なび、お疲れさまでした!



そして、黄金のコメディフェスティバル、嬉しいチーム。
犬と串「クイニーアマン~言いたいだけ~」
8割世界「狸のムコ入り」

の二本立て。
コメディのお祭り、と銘打たれているだけあって、客席全体が笑いに来ている!楽しみに来ている!っていう感じだったのがとても素敵でした。
そして、何度か自分もお世話になったことがある8割世界さんは、前回に引き続き、作り手の顔が浮かぶような作品で、いいなーって。
これは私が知っている人だからかな。
でも、とても、元気もらいました。
犬と串さんも、ブラックユーモアたっぷり…のような感じなのに、ピチピチもしている爽やかさ、というか。
こういう機会じゃなければ中々ない、ふたっつ楽しめるって、いいですね。


元気もらったといえば。
もうひとつ。

東京エスカルゴ「おえかき競走曲」
これは、もうただただ、贅沢な舞台!
下北沢の“楽園”という小さな劇場に、響き渡る生バンドと、ちょっとお洒落で、だけどとっても真っすぐな男性三人芝居。

素敵でした~だって何より楽しかったです。




ここのところ、いろんなこと、とにかく考える日々ですが、
舞台の上で一生懸命演じ、届けようとしている役者さんの姿ってやっぱりいいなーって。あぁ、いいなー!って。
改めて思い始めてきて。

仲間の活躍や、お世話になった方が切り拓いていく世界がキラキラして仕方ないです。

それは、こう、日常を過ごすいち人間として、なのかなぁ。
それとも、私が、やっぱりお芝居が好きということ、なのかなぁ。

どっちも!

だったらいいなと、思います。

一番最近観たお芝居三本だけのお話で、観劇日記なんて立派なものにはならないような日記なので、“メモ”としました。


それでは、おやすみなさいませしっぽフリフリ




おくやまちえの