今日は、朝から青年座の同期と役所広司さん初監督作品「ガマの油」を見に行ってきました。




事務所の大先輩にあたる益岡徹さんがガマの油売りをやられており、ほか小林聡美さん、瑛太さん、八千草薫さんらが出演の映画。




一言で言えば、ひとり息子の死と、その両親が、親友が、恋人が向き合っていくストーリーだと思うのですが、なさそうでありそうな絶妙なシチュエーションと、
役所広司さん演ずる父親の過去(=ガマの油売りのシーンになるのかな?)がところどころで入るのですが、そのタイミングが何ともユニークというか…




こんな発想どうして出てくるんだろう~~~でもすごく心地いいし面白いし素敵だなぁ。


そんな感じでした。





悲しいし、切ないのだけど、泣きながら、思わずクスっと笑えちゃったりするのです。




考えてみたら、人の死を扱ってて、でも死のあとがこんなふうに丁寧に、クローズアップされて描かれている映画って私はあまり見たことがなかったかもしれないと思いました。






誰にでもある、ひととの別れとか、家族のこととか、恋人との関係とか、そういうものを改めて大事に、愛おしく想わせてくれるような、そういう作品てやっぱり素敵だなぁと思います。



それをただストレートに言葉で説明するんじゃなくて、何かを見ながら、何かの物語に入りこみながらふとひとの心に何かを残せるような、そういうことが出来るのがお芝居であり、映画であり、音楽とか絵もそうかもしれなくて。




自分もそういうものづくりに関わることができたら、そういうものづくりができるようになれたらすごーくすごーくいいのになぁと、最近とくにそう思うのです。






そんな今日この頃~




週末にはサークル時代の後輩が何人か関わっている女性ミュージカル団体Mono-Musicaの5周年コンサート(5年もオリジナルミュージカルを創ってるんだよね、ほんとすごいことだと思います。)を聴きに新所沢までひとり小旅行し若々しいエネルギーに心洗われたり、



今度オペラで助演として共演させていただくことになった青年座の先輩出演の日韓演劇フェスティバル「狂ったキッス」(チョ・ガンファ作/鐘下辰男演出)に観に行ってひとの肉体の迫力と美しさに大きな衝撃を受けてきたり…






半月くらいずっと楽しみにしていたロミオ~のときの共演者、柳川なほちゃんとのお食事会?合同お誕生日会?(私たち同じ6月生まれの同い年なのです^^)が実現したり!




下はそのときの写真。


二人なのにかなりわいわいしながら、いろーんな話したり、なほちゃんは映像の専門学校を出てそういうお仕事もしているセンパイなので、そんな話も聞かせてもらったり。




ほんと、同い年は同い年でも自分はまだなんにも知らないなぁと思いながら、でもこうやってまたひとつ素敵な出会いがあって、幸せな時間、楽しい出来事があって、プラス、プラスに進化していけたらいいなと思いました。






奥山智恵野 ―のびのび のんたろうブログ-F1001549.jpg


なほちんありがとう!また行こうねぇ♪









そして週明け、ロミオ~でお世話になった演出家、湯澤さんにお誘いいただいて、10月の公演に参加させていただけることも決まりました!








毎日、いろんなことが動いてるなぁ。


私もしっかり動いて、そしてついていかなければです。体も、心も。




そしてお世話なっている皆さんに、ほんとうにほんとうに感謝。





さぁ~今日はダンスの日。行ってきます!