昨日は読売ランド前の稽古場にお芝居のアピールに行き、所長とお話させてもらってヒントいっぱいもらったあと、3部作第一弾「うしろ姿のしぐれてゆくか」の仕込みに参加、夜は久々事務のバイト。
昨日は文書をスキャンして、それを編集したりできるようにword化する作業をしていて、パソコンが認識するときに~ですか、の『か』が何故だか『れ』と認識されて、それをひとつひとつ直すのがつぼでした。
漢字がいろいろ変な文字に変換されるのはいつものことだけど、何故、れ?
まぁ言われてみれば、ちょっと形が似てるのかなぁ。
視覚的な形だけで判断するのが妙に子どもみたいに思えて、パソコンも生き物みたいだなぁなんて思っちゃいました。
それで…
だいぶ脱線したけど…
今日は観たいお芝居の予約が昼夜とふたつ入っていて、気付けば1日ひとりで完全オフ。
観劇の予定は
こまつ座
井上ひさし作/栗山民也演出
「きらめく星座」
モリエール原作/是枝正彦脚本・演出
「セレブ気どり」
そして間の時間は公演のご案内状づくり…
の予定をちょっとずらして(また)お散歩。
だってあまりに気持ちが良くて、心地が良くて。
こまつ座が今回天王洲アイルの銀河劇場で公演しており、終演後ふらりと建物出たらば潮のにおい!!!
そっか海なんだ。
だぁれもいない、独り占め。
先に見えるのは、海。
人なつっこいのかあまり人知らないのか、
すずめ。
あまりに近くにくるから、思わず、食べてたメロンパンちょっとあげてしまった。
ゴメンナサイ。
お芝居は、命の話、だったと思う。
井上ひさしさんの作品観たことあるのは三本だけだけど、昭和とか、戦時中とかって苦しい分みんな一生懸命生きていて、支え合ってたり苦しんでたりして、だから喜びも二倍三倍で、それがキラキラして見えるのかなぁ。
どの作品も、人間が生き生きして、ほんとうに魅力的に見える。
笑顔が絶えなくて、でも何かあると弾丸みたいにしゃべったり飛んでったりする奥さん。
家族で歌うとき、ほんとに楽しそうに踊る奥さん。
愛華みれさんとても素敵でした。
「私の青空」もやっぱりとてもいい曲。じんわり涙が出ました。
北村想さんの「私の青空!」といいこのお話といい、この"時代"ってやはりこういう作品がいっぱい残っているのかなと思ったけど…勉強不足。
どれが先なんだろう?
調べてみたいな。
ただ、畳の日本家屋のお芝居で三階席から見下ろすというのはやっぱりかなりの違和感。
こういう生活感のあるお芝居は、やっぱり登場人物が空を見上げたら自分も一緒に見上げたいし、おんなじ目線で観たいものじゃないのかなぁと、久々に大きな劇場でお芝居観て思いました。
お部屋の天井を完全に抜けちゃったような異空間からの観劇に、慣れるまで時間がかかっちゃって個人的にはそれが少しもったいなくしてしまいました。
でも星空がたくさん出てくる作品だから、お芝居としては空間が生かされてたのかな…?
充実した時間でした。
夜は、俳優座にいらっしゃる先輩と、青年座研究所で同期だった仲間の出演舞台です。
さぁ、池袋に着きました!
いざあうるすぽっとへ。
行ってまいります。